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ベース チューニング|種類とヘルツ・合わない時のやり方~初心者入門編【ベース基礎・基本】

 

チューニングとは各音をある一定の高さに調整することで、ベースの場合はペグを回し弦の張り具合を調整し、音の高さを決めていきます。

 

どの楽器もそうですが、演奏する前に必ず必要になるのがチューニングです。

 

正確な音程で演奏する習慣が大切であり、常に演奏する前はチューニングを行うようにしてください。

 

 

 

チューニングで使用するアイテム

 

音叉

  • 3弦の開放弦は基準音のA音ですので、音叉の絶対的なA音を用いて音合わせを行います。
  • 音叉は膝などで叩いて耳に当てたり、ボディーに当てたりして基準音を共鳴させるように使います。

チューナー

  • 自分が演奏している音の音程が合っているかを知るために、活躍してくれるのが手軽に確認が行えるチューナーで、ほとんどのプレイヤーが利用している電子機器です。
  • エフェクター・タイプのものから外部の音を拾うもの、超小型のものまで様々な種類があります。初心者の方では、視覚に頼るだけではなく音が出るタイプを選択することで、正しい音程を耳で確認するといったことや、音名を理解する際にも役立つこともあるので、一つは持っておいた方が良いでしょう。

チューナーの検索

 

 

 

チューニングの手順

 

開放弦を利用する方法

 

 

  • 「1弦の開放=5フレットの2弦」「2弦の開放=5フレットの3弦」「3弦の開放=5フレットの4弦」という同じ音である特性を利用してチューニングを行います。
  • 基準の音となる3弦の開放のA音を、音叉またはチューナーを利用して合わせ、上記の原理を利用して音合わせを行い、最終的に「1弦=G」「2弦=D」「3弦=A」「4弦=E」の音程になるようにチューニングして完了です。

 

ハーモニクスを利用する方法

 

ハーモニクスとは?
  • フレット上に指を触れさせ、ピッキングと同時に指を離し「ポーン」という音を奏でるテクニック。
  • 慣れるまでは、このチューニング方法は難しいかも知れません。

 

 

まずは音叉またはチューナーを使用して、3弦のAの音を合わせます。

 

次に5フレットの3弦と7フレットの2弦のハーモニクスを鳴らし、2弦のDの音を合わせます。2つのハーモニクスを鳴らしたとき、完全に合っていれば「ポーン」という一つの音に聴こえます。これが少しでもズレていると「ポーン…オーン…」という感じで音が揺れて聴こえますので、この揺れが無くなるように音合わせをします。

 

次に5フレットの2弦と7フレットの1弦のハーモニクスを鳴らし、1弦のGの音を合わせます。合わせ方は手順②と同様です。

 

最後に5フレットの4弦と7フレットの3弦のハーモニクスを鳴らし、4弦のEの音を合わせたら完了です。

 

なお、弦を張り替えた際の初めのチューニング時は、合わせた弦の音が安定せず直ぐに狂い始めるので、「それぞれの弦を引っ張ってよく伸ばす」→「すべての弦をチューニングし直す」、この動作を数回繰り返して、引っ張った際もチューニングが狂わないことを確認できるまで行うようにして下さい。

 

 

 

多弦ベースのチューニング

 

5弦ベース

6弦ベース

  • 1弦=G
  • 2弦=D
  • 3弦=A
  • 4弦=E
  • 5弦=G
  • 1弦=C
  • 2弦=G
  • 3弦=D
  • 4弦=A
  • 5弦=E
  • 6弦=B

8弦ベース

  • 1弦(副)=G(オクターヴ上)
  • 1弦(主)=G
  • 2弦(副)=D(オクターヴ上)
  • 2弦(主)=D
  • 3弦(副)=A(オクターヴ上)
  • 3弦(主)=A
  • 4弦(副)=E(オクターヴ上)
  • 4弦(主)=E

  




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