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教会旋法の様相

教会旋法の7つ(正格旋法)のうち、主音と第3音が短3度を形成するドリア・エオリア・フリギア・ロクリアは短調の性質を有し、主音と第3音が長3度を形成するイオニア・ミクソリディア・リディアは長調の性質を有します。

 

この中でドリアとエオリアは、旋律的理由で導音である第7音を半音上げられ短音階へ、ミクソリディアも同様に第7音の導音を半音上げられ長音階へ変質していきました。

 

このように、教会旋法を構成する全音階の音を変化させるムジカ・フィクタにより、旋法構成音の相対関係は変化し、旋律的にも和声的にも使われやすくなり、多声音楽の発達による和声的な要求により教会旋法は二極化されていきます。

 

やがて16世紀頃からの和声的音楽の方向性に沿って、カデンツを構成しやすい長音階と短音階の主流により旋法は衰退していきました。

しかし、教会旋法と呼ばれる音組織自体のその後は、19世紀後半の国民学派や20世紀の印象主義の音楽等にも用いられていたり、ヨーロッパ各地の民族音楽やジャズのアヴェイラブル・ノートで用いられています。

 

ムジカ・フィクタ[羅:musica ficta]とは、中世・ルネサンスの音楽で楽譜上に表記されていない半音階的変化を指す「偽りの音楽」です。

 

教会旋法を構成する全音階の音だけで作られた音楽を正しい音楽(ムジカ・レクタ)とされ、#や♭など半音変化した音は、正式に存在しない音という意味でムジカ・フィクタと名付けられました。

 

グレゴリウス1世

 

第64代ローマ教皇(在位590~604)。

 

ローマの元老院議員の家庭に生まれ、初めは政治家としての教育を受けていました。

 

ローマの総督にまでなりますが、ベネディクト修道院に入り修道院長となり教皇に選ばれます。

 

教会改革や典礼の整備に努めると同時に、ローマ教会を諸外国の圧迫から守り教皇の権威を確立していきました。

  







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