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《調和の霊感》 協奏曲第2番 ト短調 RV578 第1-2楽章

 

 

 

身寄りのない孤児を集めた付属の女子音楽学院のために作曲

 

「調和の霊感(幻想)」は有名な「四季」に勝るとも劣らない名作で、出版当時のヨーロッパでも大反響を呼びました。

 

ヴィヴァルディは音楽家になる前は僧籍を持つ司祭で、当時のヴィヴァルディは髪の毛が赤いことから“赤毛の司祭”と呼ばれていました。

 

彼が赴任した慈善修道院(ピエタ)には、身寄りのない孤児たちを集めた付属の女子音楽学院がありました。

 

自らも優れたヴァイオリン奏者だったヴィヴァルディは、この施設の子供たちに音楽や演奏を教えながら、学院のためにオーケストラの作品を作曲しました。この学院の生徒たちには優秀な演奏者も多く、ヴェネチアの音楽文化の中心となるほどでした。

 

ヴィヴァルディの膨大な作品の殆どは、この音楽院のために書かれたと言われ、数多くの協奏曲を書いたことで“協奏曲の父”の異名を持ち、生涯に残した650曲程の作品のうち450曲程が協奏曲です。

 

音楽院の女子生徒たちのために書き上げた協奏曲から12曲を選んで出版されたのが、この「調和の霊感(幻想)」です。

 

子供たちのための作品ということで、弾きやすいフレーズや親しみやすい旋律が多いことも、この協奏曲集が広く普及している理由かも知れません。

 

J.S.バッハはこの協奏曲集からの3曲をオルガンやハープシコード用に編曲しており、ヴィヴァルディの作品の研究を怠らなかったJ.S.バッハは、熱心なヴィヴァルディの追従者です。

 

 

 
  







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