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ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050 第1楽章

 

 

 

チェンバロのカデンツァが独創的な第5番

 

「ブランデンブルク協奏曲」という名称は、『バッハ伝』を著したシュピッタの命名によるもので、自筆譜にはフランス語で「いくつもの楽器による協奏曲集」と記されているだけです。

 

第5番の独奏楽器群はフルート、ヴァイオリン、チェンバロで、協奏曲とは言っても固定の楽器が全曲を通してソロをとる、現代に演奏される一般的な協奏曲とは意味合いが異なっています。

 

ヴィヴァルディやバッハの時代にはソロを一つの楽器に固定せず、管楽器も含めて次々と独奏が替わる合奏協奏曲が全盛の時代でした。

 

宮廷の専属楽団には腕利きの名手が多く、それぞれの楽器で技巧を備える奏者たちが、自慢の技術を見せる場でもあったのです。

 

第1楽章は冒頭でヴァイオリンによって提示される主題を中心に、独奏楽器群と合奏部が明るく楽しげにかけ合いながら進んでいき、後半でチェンバロの長いカデンツァが聴かれます。

 

通常は通奏低音楽器のチェンバロを独奏楽器群に加えること自体が独創的ですが、第5番はチェンバロの活躍が著しく、実質的に音楽史上初のチェンバロ協奏曲として、後代のピアノ協奏曲の出現を準備する画期的な作品となりました。

 

 

 
  







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