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無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番ニ短調 5.シャコンヌ

 

 

 

長大なスケールと深い音楽性で愛されているシャコンヌ

 

この作品の成立と出版ですが、19世紀末に名ヴァイオリニストのヨアヒムが、トーマス・カントールであったヴィルヘルム・ルストの未亡人の所で発見し、そのバッハの自筆譜には1720年と記されています。

 

このことから作曲されたのはそれ以前ということになり、新バッハ全集の編集者ギュンター・ハウスヴァルトによると、恐らくケーテン時代の作品であろうという見解で、このチクルスの端緒はバッハのワイマル時代まで遡ることができるといいます。

 

当時バッハが知ったイタリアふうのヴァイオリン奏者、中でもジャン・パティスト・ヴォリュミエ、ヨハン・パウル・フォン・ヴェスト、ヨハン・ゲオルグ・ピゼンテルといった名手たちから影響が強く感じ取れるというのがその根拠で、ハウスヴァルトは恐らくピゼンテルのためにこの作品が書かれたであろうと推定しています。

 

一方ケーテン楽団の主席で、ヴァイオリン奏者のヨゼフ・シューピースのために作曲したという説もあります。印刷譜としての初版は、バッハの死後52年目にあたる1802年、ボンのジムロックによる「練習曲」と題されたものですが、これは第三者による勝手な改訂や改補が見られます。

 

パルティータ 第2番のシャコンヌは、第六曲中最も広く親しまれた作品と言え、難易度が高い楽曲ですが、長大なスケールと深い音楽性で愛されている作品です。

 

ブゾーニによるピアノ曲への編曲もあって特によく知られていて、またシューマンによる編曲では、バッハのヴァイオリン・パートをそのままに、親しみやすく仕上げられています。

 

 

 
  







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