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マタイ受難曲 第39番 「憐れみたまえ、わが神よ」 BWV244

 

 

 

バッハ生涯最大の傑作でクラシック音楽の最高峰

 

バッハが書いた受難曲は全部で5曲あると言われますが、今日残されているのは『マタイ受難曲』と『ヨハネ受難曲』の2曲に過ぎません。

 

『マタイ受難曲』は、新約聖書に収められているマタイ伝福音書の内容をもとにしたオラトリオで、規模の大きさ、劇的な構成力、宗教的な精神性の高さなどにおいて、バッハの全作品の中でも際立った重みを備えるだけではなく、あらゆる宗教曲の中でも一際傑出した作品とされています。

 

ドイツ各地の宮廷や教会の楽長またオルガニストを歴任して、深い信仰心を抱いていたバッハの創作活動の柱は、何よりも毎日曜の礼拝のためのカンタータに置かれていましたが、キリスト教の特に重要な儀式に際しては特別な曲を書いて捧げることもありました。

 

バッハがカントールとして在職していた時代のライプツィヒの聖トーマス教会では、聖金曜日の晩禱には受難曲を演奏する慣わしがありました。

 

バッハは1727年と1728年に『ヨハネ受難曲』を演奏し、1729年の聖金曜日(4月15日)にあたっては『マタイ受難曲』を書き下ろして初演を行いました。

 

原文の作者はピカンダーによるものですが、バッハ自身がかなり手を加えたと見られ、作曲に着手してから約3年ほどかけて完成したものと考えられています。

 

初演後もこの曲は何度か演奏される機会がありましたが、実際の礼拝用には余りにも長大すぎることもあり、いつしか忘却の彼方に追いやられることとなりました。

 

それを蘇演させたのは大作曲家メンデルスゾーンで、初演からちょうど100年目にあたる1829年11月にベルリンで行われた演奏会は、作曲と並びメンデルスゾーンの大きな功績とされています。

 

 

 
  







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