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交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」 第3楽章

 

 

ベートーヴェンらしい逞しく堂々とした「英雄」のスケルツォ

 

《交響曲第3番》「英雄」では、第1楽章の巨大な展開部と第2展開部に匹敵するコーダ、第2楽章には歌曲風の楽章の代わりに葬送行進曲、第3楽章にはメヌエットの代わりにスケルツォ、そして終楽章にはロンド風のフィナーレの代わりに変奏曲が配置されています。

 

第3楽章は第2楽章の「葬送行進曲」とは一転して、軽やかな音調をとるスケルツォで、A-B-Aの三部構造をとり、『交響曲第9番』の第3楽章の先駆けを成すものになっています。

 

「スケルツォ」とはイタリア語で「冗談」を意味し、ベートーヴェン以降の交響曲などでは、メヌエットの代わりに配置されるケースが多くなりました。

 

このスケルツォのトリオ(中間部)ではホルン三重奏が見られますが、特に第2ホルンはストップ奏法が多用され、当時としては難度の高いものとなっています。

 

緊張感のある音となるので、トリオのコーダでは大きな効果を得られ、ベートーヴェンが当時のホルンの特色を熟知していたことを示す一例ですが、音色が均質な現代のヴァルヴ・ホルンでは、逆にそういった効果が得られるのは難しいことがあります。

 

「英雄」のスケルツォはベートーヴェンらしい逞しく堂々とした音楽で、スケルツォは主に速いテンポの3拍子が多いですが、ベートーヴェン以降には様々なスタイルのスケルツォが生み出されていきます。

 

 

 
  







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