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交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60 第1楽章

 

 

ベートーヴェン的なダイナミクスを備えた剛胆な乙女でもある作品

 

「交響曲第4番」Op.60は1806年に作曲された4番目の交響曲で、ベートーヴェンの交響曲の中では、古典的な均整の際立つ楽曲で中期の充実した作品の一つです。

 

1806年の夏頃から本格的な作曲が始められたとされ、同年10月中には作品が完成し、オッペルスドルフ伯爵に献呈されました。

 

誌的な初演は1807年3月、ロプコヴィツ侯爵邸で催された演奏会で、ベートーヴェンの指揮によって行われ、また同じ演奏会で『コリオラン』序曲と「ピアノ協奏曲第4番」も演奏されました。

 

公開初演は1807年11月15日にブルク劇場での慈善演奏会で、ベートーヴェン自身の指揮の下で行われました。

 

この時期のベートーヴェンは、「ラズモフスキー四重奏曲集」「ピアノ協奏曲第4番」「ヴァイオリン協奏曲」「オペラ《レオノーレ》第2稿」など沢山の楽曲を作曲しています。

 

ベートーヴェン(37歳)の創作意欲が旺盛な中期の頃で、ロマン・ロランが“傑作の森”と呼んだ時期にあたり、「交響曲第4番」も比較的短期間のうちに仕上げられた作品です。

 

「交響曲第4番」に関してシューマンは、「2人の北欧神話の巨人(第3番と第5番)の間に挟まれたギリシアの乙女」と例えたと伝えられ、またベルリオーズは「スコアの全体的な性格は生き生きとしていて、きびきびとして陽気でこの上ない優しさを持っている」と評しています。

 

しかし、そのようなイメージとは異なった力強い演奏がなされる例もあり、演奏次第で巨大なスケール感が発揮される作品でもあります。

 

 

 
  







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