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交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」 第2楽章

 

 

緩徐楽章ではなくリズムが主体のスケルツォが配置された第2楽章

 

元来、交響曲とはソナタ形式で書かれた器楽のための楽曲で、第1楽章がソナタ、第2楽章が緩徐楽章、第3楽章がメヌエット、第4楽章がソナタやロンドという4楽章制の形式が一般的です。

 

ベートーヴェンはその交響曲の慣例に変化を与え、第3楽章にスケルツォを導入したり、「交響曲第6番」では5楽章制を採用し、擬似音による風景描写を試みています。

 

この「交響曲第9番」では第2楽章をスケルツォとする代わりに、第3楽章に瞑想的で宗教的精神性を備えた緩徐楽章を据え、最後の第4楽章に4人の独唱と混声合唱を導入しました。

 

スケルツォで書かれた第2楽章は、『フィデリオ』序曲のモティーフと同一のリズム・モティーフがここでも使用されていて、主部はフゲッタの手法を活かした、極度に昇華された純粋な生命的リズムの饗宴です。

 

ティンパニのオクターヴ奏法も活用されており、ティンパニが大活躍することから“ティンパニ協奏曲”と呼ばれることもあるほどで、またプレストのトリオでは、早くも終楽章主題が変形された形で明確に提示されています。

 

 

 
  







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