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ルイジ・ボッケリーニ 【Ridolfo Luigi Boccherini】 (1743-1805)

 

 

ルイジ・ボッケリーニ(Ridolfo Luigi Boccherini、1743年2月19日 - 1805年5月28日)は、イタリアのルッカ生まれの作曲家、チェロ奏者。

 

同時代のハイドン、モーツァルトに比べて現在では作曲家としては隠れた存在ですが、存命中はチェロ演奏家としても高名で、自身の演奏のためにチェロ協奏曲・チェロソナタ、弦楽四重奏曲にチェロを1本加えた弦楽五重奏曲を多く残しました。

 

その中でも弦楽五重奏曲ホ長調G275の第3楽章は、「ボッケリーニのメヌエット」として有名で、その作風は優美で時に憂いを含むものであり、ハイドンとの対比でハイドン夫人と呼ばれることもありました。

 

ボッケリーニは、ハイドンやモーツァルトと同時代の作曲家でありながら、彼らとは一味異なる独特な作風を固持していると言われ、つまりモチーフの展開を中心としたソナタ形式を必ずしも主体とせず、複数のメロディーを巧みに繰り返し織り交ぜながら情緒感を出していくのがその特徴で、時としてその音楽は古めかしいバロック音楽のようにも斬新なロマン派音楽のようにも聞こえます。

また、後期の作品にはスペインの固有音楽を取り入れ、国民楽派の先駆けとも思える作品を作っています。

 

これの一つには、ボッケリーニ自身が当時まだ通奏低音に使われることの多かったチェロのヴィルトゥオーソであったため、自らを主演奏者とする形式性より即興性を生かした音楽を作ったこと、また当時の音楽の中心地であるウィーンやパリから離れたスペインの地で活躍していたこともその理由として考えられます。

 

ボッケリーニの音楽史上の功績としては、室内楽のジャンル確立が挙げられ、弦楽四重奏曲と特に弦楽五重奏曲では抜きん出た量と質を誇っていますが、ジャンル確立に欠かせない四声を対等に扱うという点では、最初期の作品(例えば弦楽四重奏曲Op.2 G.159~164(1761年))においてすでに十分完成されており、これは同時代のハイドンの作品群を完全に凌駕しています。

 

  







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