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歌劇 《椿姫》 第1幕前奏曲

 

 

悲劇の結末を暗示する美しい哀感が漂う旋律

 

『椿姫』はヴェルディの歌劇の中でも最も広く親しまれている名作で、第一幕の前奏曲は第三幕のものと並んで、美しい哀感が漂っており、悲劇の結末を暗示しています。

 

中期の円熟期に入ってから『リゴレット』『トロヴァトーレ』で見せたドラマティックな迫力を、この曲においては流麗な旋律と抒情的な美しさが取って代わり、ここにヴェルディは新しい境地を示したということができます。

 

歌劇の原題の《ラ・トラヴィアータ》は「道に迷える女」という意味で、主役の娼婦ヴィオレッタのことを指していますが、日本ではデュマ・フィスの原作『椿姫』がそのまま歌劇の題にも用いられています。

 

音楽では短調の導入部は静寂に始まり、次第にヴィオレッタに起こる悲劇を暗示するかのようで、またタンゴにもなった主旋律もどことなく哀しげな影が漂っています。

 

 

 
  







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