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謝肉祭 Op.9 第1曲 前口上

 

 

第1曲の前口上は組曲の開始を告げる堂々たる前奏曲

 

『謝肉祭』は1834年から1935年にかけて作曲され、シューマンの代表作としてピアニストたちに愛されています。

 

<四つの音にもとづく小景>という副題を持っていますが、四つの音とはエルネスティーネの住んでいる、ボヘミアとザクセンとの国境に接する町アッシュ(Asch)から取ったものです。

 

エルネスティーネとは、1834年シューマンが24歳の頃に、彼が師事するピアノ教師フリードリッヒ・ヴィークのもとへ、ボヘミアから生徒としてやって来た17歳の少女の名前です。

 

聡明で清純なこの少女にシューマンはたちまち夢中になり、やがて二人は結婚を意識するまでの仲になりますが、彼女の養父フォン・フリッケン男爵によって、身分の違いを理由に二人の仲が引き裂かれてしまいます。

 

それでもエルネスティーネへの思いが断ち切れないシューマンは、その後も彼女の出身地であるボヘミアの街アッシュを二度も訪れています。

 

<四つの音にもとづく小景>はA-Es-C-Hという四音を、シューマンがこの作品の多くの小品でフレーズの中に織り込んで用いていることから付けられ、この四文字を置き換えるとS-C-H-A(SCHumAnn)と言うようにシューマン自身の名前にもなります。

 

シューマンは、こうした地名や人名を音に置き換えて作品中に取り入れることをよく試みましたが、これはその代表的な一つです。

 

 

 
  







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