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交響曲第8番 ロ短調 D759 「未完成」 第1楽章

 

 

「運命」「新世界」と並び“3大交響曲”と称されることも多い名曲

 

シューベルトの全作品の中でも最もポピュラーな曲の一つであるこの交響曲は、第一楽章と第二楽章だけが書き上げられているところから「未完成交響曲」の通称で親しまれています。

 

古典的な交響曲では四楽章で構成されるのが一般的ですが、この曲では第三楽章は一部が書き上げられてはいるものの、あとはピアノのスケッチが僅かに残され、第四楽章は全く手をつけられていません。なぜこのような「未完成」の形で残されたのか理由ははっきりしていません。

 

第一楽章は四分の三拍子のソナタ形式で、ロ短調のアレグロ・モデラートです。曲は低音弦が提示するゆったりとしたフレーズで始まり、名指揮者ワインガルトナーはこの部分を「地下の世界からのように」と形容しています。

 

この交響曲のように、個人的感情の移ろいに結びついた旋律で始まる例は以前にはなかったため、シューベルトのロマン的感性がこのような部分にもよく表現されていると言えます。

 

シューベルトはハイドンやモーツァルトに学び、さらにベートーヴェンを非常に崇敬していましたが、作品の基本的性格の面では、彼等の間に大きな相違があります。

 

シューベルトの「未完成交響曲」では、より個人的なある種の情緒の表明が作品を規定していると言えます。

 

 

 
  







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