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アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 第1楽章

 

 

シューベルトによって歴史に足跡を残すことになったアルペジオーネ

 

アルペジオーネとは、シューベルトが活躍した19世紀初頭に登場し人気を博した楽器で、『アルペジオーネ・ソナタ』は、アルペジオーネのために書かれた現存する唯一の楽曲です。

 

アルペジオーネ

 

 

アルペジオーネは、ヴィオラ・ダ・ガンバから派生した楽器で、1823年にG・シュタウファーという人物によって制作されていました。

 

形はチェロ大でフレットと6弦で構成されており、胴はギターと似ていてチェロと同じく弓で弦を弾き演奏します。制作された当初は「弓で弾くギター」などと言われていました。

 

フレットがあることで高音が出しやすいというメリットがありますが、その反面ビブラートがかけづらいというデメリットがあります。音色はヴィオラ・ダ・ガンバあるいはピアニカのようだと言う意見もあります。

 

この楽器の寿命はあまり長くなく、しばらくすると誰からも顧みられなくなってしまい、名前だけが残るようになりました。

 

この『アルペジオーネ・ソナタ』は、アルペジオーネが考案された翌年にあたる1824年に作曲され、シューベルトが27歳の時の作品です。

 

このソナタは全体が三つの楽章によって構成されていて、ソナタ形式による第一楽章、アダージョの優美な三部形式による第二楽章、アレグレットのロンド形式による終楽章という構成で書かれています。

 

愛すべき旋律に満ちており、親しみ深いシューベルトという点では、やはり忘れがたい印象を残す作品であり、今日では殆どの場合でチェロによって演奏されています。

 

 

 
  







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