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ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 第2楽章

 

 

恋心の想いも込められた初の協奏曲

 

ピアノ協奏曲第2番は1830年に完成され、第2番という番号ですが第1番よりも先に作られています。同年の3月17日に、ワルシャワでショパンのピアノ独奏により初演されました。

 

ショパンにも管弦楽伴奏付きのピアノ曲は既にいくつかありましたが、3楽章からなるピアノ協奏曲としての作品はまだありませんでしたので、ピアニストとして名を挙げるために満を持して作曲した初の協奏曲となります。

 

初めての大作ということもあり、楽曲は第1番よりも自由な構成を持つ一方で、随所に様々な創意がこらされています。

 

ピアノ協奏曲第2番を作曲した当時のショパンは、ワルシャワ音楽院の同窓生で声楽科のコンスタンチアに想いを寄せていました。

 

コンスタンチアはショパンより3ヶ月遅れの生まれで、皇室離宮の管理者の娘でした。美しい容姿と声で注目を集める存在で、優秀な生徒として合唱団の花形として輝いていました。

 

ショパンはそんな彼女に思いを寄せつつも、無口な性格のため声もかけられないという状態が続いていました。そうしたやり場のない思いをショパンはこの協奏曲に込め、特に第2楽章はコンスタンチアへの熱烈な想いを込めて書いたと自身も明言しています。

 

自分の想いを打ち明けることはありませんでしたが、1830年10月11日のショパンの告別演奏会にはコンスタンチアも参加し、歌手としてショパンの故郷でのラスト・コンサートを飾っています。

 

 

 
  







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