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ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2

 

 

3部形式の中に魅力が凝縮された甘美で流麗な晴れやかノクターン

 

ノクターン第5番は、1831年から1832年にかけて作曲されたピアノのための夜想曲で、『3つのノクターンOp.15(第4-6番)』として1833年に出版されました。Op.15-1(第4番)とOp.15-2(第5番)は1831年から1832年にかけて作曲され、Op.15-3(第6番)は1833年に作曲されました。

 

ジョン・フィールド(ノクターン創始者)の影響から、自身のオリジナリティが表れる作品となるのがこの作品15の『3つのノクターン』の頃で、随所にショパンらしさの作風が垣間見られます。

 

第5番は非常に晴れやかな作品で、中間部は嬰ハ長調の5連符の上に付点リズムという独創的な構成で、煌びやかなアルペジオが印象的なこともあり聴衆受けもよく、演奏会でも比較的頻繁に取り上げられる作品です。

 

ショパンのノクターンはフィールドを超えたと世評された時、旋律を重んじるフィールドを敬愛していたショパンは、「フィールドと並び賞されて僕は嬉しくて走り回りたい気分です」と手紙の中でその喜びを露わにしています。

 

第5番が作曲された1831年頃は、ショパンがパリに在住して間もない頃で、作曲家・演奏家として基盤を固めていた駆け出し時代で、社交界の貴婦人たちに演奏を披露したり、レッスンを施したりしていました。

 

まだパリでは無名だったショパンを積極的にパリの楽壇に紹介したのがフランツ・リストで、彼はショパンの類いまれなる才能を見逃しませんでした。これが追い風となりショパンは気鋭の音楽家として花開いていったのです。

 

 

 
  







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