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ノクターン 第20番 嬰ハ短調 Op.72-2 「遺作」

 

 

姉のピアノ練習用に書かれたショパン青年期の作品

 

ノクターン第20番「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」遺作は、1830年春に作曲され1875年1月5日に出版されました。

 

正式な献呈はありませんが、姉のルドヴィカ・ショパンがピアノ協奏曲第2番を練習する時のための曲として書かれました。

 

夜想曲となった経緯には、ルドヴィカがショパンの未出版作品のカタログを作成した際に、「夜想曲風のレント(Lento w rodzaju Nokturna)」と記したことによるもので、また各版・出版社によって音程・強弱・拍子など多くの異同があります。

 

第20番は第19番と同じで、ショパンが17,8歳の時の青年期の作品で、死後に発見された遺品の数々の中から見出され、最後に出版されたことから「遺作」と呼ばれています。

 

標題の「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」は、ブラームスがこの曲を写譜する際に、初版の「アダージョ」という標題を消してしまい、唯一残った速度記号の“Lento con gran espressione”が標題として知られるようになったという経緯があります。

 

この第20番を作曲していた17,8歳の時の青年期のショパンには、恋心を寄せるコンスタンチアという女性がいて、それが大きく反映された自身の代表作「ピアノ協奏曲第2番」からの引用もあり、第20番の作品には何とも言えない哀愁が感じられます。

 

 

 
  







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