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エチュード Op.10-3 ホ長調 「別れの曲」

 

 

コントラストが見事な第3番の奇跡の美しい旋律

 

Op.10は1829年(ポーランド・ショパン協会の資料では1828年からとしている)から1832年の間に書かれたというのが定説で、初版は1833年にパリのシュレジンガー、ライプツイヒのキストナーから前後して刊行されました。

 

エチュードとは「練習曲」を意味しますが、ショパンの場合は単なる練習曲に留まらない高度な芸術性も備えています。

 

第3番は『別れの曲』として知られ広く親しまれている名曲で、ショパンの全作品の中ではもちろんのこと、クラシック音楽史の名曲の数々の中でもトップクラスの名旋律で、ショパン自身も「一生のうち二度とこんなに美しい旋律を見つけることはできないだろう」と言っています。

 

『別れの曲』というタイトルはショパン自身によるものではなく、1934年のドイツ映画の邦題『別れの曲』で同曲が主題となり、頻繁に流れていたのでこの名で呼ばれるようになりました。

 

第3番はメロディをいかに歌い込むかという課題の他に、二重音による指間の拡大といった目的もあります。

 

三部形式をとっていますが、第一部及び第三部の抒情性と、中間部の減七の和音を基幹とした激しい感情のほとばしりとのコントラストが見事であり、ショパン自身「かつて、これほど美しいメロディを書いたことがない」と言ったほどです。

 

ショパンはこの曲のテンポを初めヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポと指定しましたが、後に現在のレント・マ・ノン・トロッポに変更したといいます。

 

 

 
  







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