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ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2

 

 

ショパンが最後に至った境地を感じさせるスラヴ的なワルツ

 

ワルツ第7番Op.64-2は、生前に出版された最後の作品の一つで、主題にマズルカが採用されるなどショパンの作曲技術の集大成と言える作品です。

 

ショパンのワルツは、実際の舞踊と離れ演奏のみが目的であり、シューマンに「もしワルツに合わせて踊るのであればその相手は貴婦人でなければならない」と評されています。

 

ワルツ第7番Op.64-2もこの傾向に沿っていて、『華麗なる大円舞曲』や『華麗なる円舞曲』とは対照を成しています。

 

ショパンの作品の中では、比較的演奏が平易であることから愛好者も多く、ワルツ第7番を目当てにピアノを始める人も多くいるほどです。

 

ワルツ第7番Op.64-2は、ワルツ第6番Op.64-1の「子犬のワルツ」と共に、Op.64の作品に含まれています。

 

当時ウィーンで流行していた華やかなだけのウィンナーワルツは、ショパンの肌には合いませんでしたが、ショパンは本来は踊るための音楽に過ぎなかったワルツを、情緒溢れる芸術へと高めました。

 

シンプルながら曲の持つ精神的な色合いは深く、さり気ない哀愁はサンドとの別れや病などの辛さも反映されているようで、ショパンが最後に至った境地を感じさせます。

 

 

 
  







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