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ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58 第1楽章

 

 

伝統的な形式とショパンらしいロマンチシズムが見事に融合した傑作

 

ショパンはピアノ独奏用のソナタを全部で3曲残しており、そのうちの第1番ハ短調の楽曲は、ショパンがワルシャワ中央音楽学校でエルスナーに作曲法を学んでいた頃の作品です。

 

この第1番ハ短調の作品はエルスナーに献呈されましたが、内容的には見るべきものがなく、今日では殆ど演奏されていないのが現状です。

 

第2番変ロ短調Op.35は、ショパンがパリに移住して名声を博したその後の楽曲で、ジョルジュ・サンドとの生活の中で作曲し1839年に完成した作品です。

 

この作品が有名な葬送行進曲付ソナタであり、葬送行進曲の部分はすでに1837年には完成していたといいます。

 

1837年は、恋人であったマリア・ヴォジンスカが他の人と結婚した年で、ショパンはそれまで彼女から貰った手紙を一束にまとめていて、<わが悲しみ>と名付けられたその手紙の束は、それ以降解くことはなかったといいます。

 

この葬送行進曲付ソナタが完成した5年後に、ショパンはもう一つ大作といえるソナタを完成させました。

 

それがピアノソナタ第3番ロ短調Op.58であり、実に雄大なスケールを備えていて、各楽章の有機性という点では変ロ短調の先を行く完成度の高い作品といえます。

 

 

 
  







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