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ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 第2楽章

 

 

軽快で優雅さに満ちたスケルツォ

 

サンドとのマジョルカ島での療養生活も、折りからの悪天候などで上手くいかず、ノアーンに戻ってからもショパンの病状は悪くなる一方でした。

 

加えてサンドとの関係も一時ほどの円満ではなくなっていて、ショパンは精神的にかなりの負担を強いられていました。

 

さらに、1844年の5月3日にワルシャワの父親が無くなったとの悲報を受け、ショパンは深い悲嘆に打ち沈んでいました。

 

こんな状態でもショパンは創作活動を続け、数か月後の夏にはこのピアノソナタ第3番を完成させ、翌年の1845年に初版されました。献辞はE・ドゥ・ぺルトゥイ伯爵夫人宛てです。

 

楽曲は4楽章で構成されていて、第一楽章にソナタ楽章、第二楽章にスケルツォ、第三楽章に緩徐楽章、そして終楽章にプレストのロンド楽章が配置され、これらが緊密なつながりを持っています。

 

第二楽章は軽快で優雅さに満ちたスケルツォで、ベートーヴェン風な諧謔的気分は感じられませんが、一陣のさわやかな風がさっと吹くような気分の第一部と、ロ長調の穏やかな中にも甘美さを湛えたトリオとの対照に美しさを感じさせます。

 

 

 
  







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