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マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4

 

 

独特の民族的雰囲気を醸し出すマズルカ

 

マズルカOp.17は全4曲からなる曲集で、パリに移住してから最初に作曲された作品です。1834年に出版されリナ・フレッパ夫人に献呈されています。

 

ショパンのマズルカは現在60曲ほどが知られていて、そのうちの49曲が今日でも頻繁に演奏されています。これらのマズルカは1824年頃に作曲されたというニ長調をはじめとして、1849年に死の床で書いたというへ短調Op.68-4(遺作)に至るまで、生涯に渡って書き続けられたものです。

 

ポロネーズと並んで、マズルカはショパンの作品の中では最も民族色の強いものであり、ポロネーズはどちらかと言うと、貴族階級の中で武勇を尊ぶ感覚を見せながら踊られてきた舞曲をもとにしています。

 

マズルカはポーランドの農民に昔から愛されてきた舞曲に、そのリズム的特徴を求めています。基本的には3拍子で、マゾフシェ地方に由来する「マズール」、クヤヴィ地方の「クヤヴィアク」、それに野性的な荒々しさを持った、ポーランドのワルツとも言うべき「オペレッタ」という3つの舞曲がその根幹を成しています。

 

マズルカは3拍子でも1拍目より2拍目・3拍目にアクセントがあり、わかりやすいワルツではない独特の民族的雰囲気を醸し出していて、表現の難しさなどからピアニストから敬遠されがちなこともあり、またその演奏家の力量が明るみに出るという見方もあります。

 

マズルカには、ショパンのその他の作品に見られるような大作的なスケール感はないものの、最も身近な音楽として、そこにはショパンのポーランドに対する愛国心が脈々と息づいているのです。

 

 

 
  







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