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幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66【ショパン】~音楽作品 名曲と代表曲

 

 

美しく印象的な旋律で知られるポピュラー曲

 

即興曲第4番Op.66は、ショパンの4曲の即興曲のうち最初に作曲された作品で、ショパンの全楽曲の中で最もよく知られている作品の一つです。

 

ショパン没後の1855年に、友人のユリアン・フォンタナの手により幻想即興曲 (Fantasie-Impromptu) と題して出版されました。

 

ショパンは「自分の死後、この楽譜を燃やして処分して欲しい」と遺言を残していましたが、フォンタナはこの依頼に応じずに公表したとされています。

 

ショパンがこの曲を生前に公表しなかった理由に、モシェレスの即興曲Op.89や、ベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」第3楽章のカデンツァとの類似性などが挙げられていますが、定かではありません。

 

フォンタナの手によって幻想と名付けられ出版された即興曲第4番Op.66は、何かしらの理由があることで、ショパンの生前には出版されませんでした。

 

ショパンの弟子であるデスト公爵夫人に献呈された1835年の自筆譜が、1962年にアルトゥール・ルービンシュタインによって発見されましたが、これは筆写譜との相違が多く、より後に書かれたものと見られています。

 

 

 
  




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