エクトル・ベルリオーズ~ロマン主義音楽 フランス作曲家ベルリオーズの作品 名曲と代表曲 【Louis Hector Berlioz】 (1803-1869)
ルイ・エクトル・ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz, 1803年12月11日 - 1869年3月8日)は、『幻想交響曲』で良く知られているフランスのロマン派音楽の作曲家。ベルリオーズの肖像はかつてフランス10フラン紙幣に描かれていました。
この他に『死者のための大ミサ曲』(レクイエム、1837年)に見られるように、楽器編成の甚だしい拡張や色彩的な管弦楽法によって、ロマン派音楽の動向を先取りしました。
『幻想交響曲』に加えてベルリオーズのいくつかの作品は、現在は標準的なレパートリーに留まり、劇的物語『ファウストの劫罰』、劇的交響曲『ロメオとジュリエット』(いずれも混声合唱と管弦楽のための大作)、歌曲集『夏の夜』、ヴィオラ独奏付きの交響曲『イタリアのハロルド』などがあります。