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交響曲第4番 ホ短調 Op.98 第3楽章

 

 

大喝采を浴びアンコールされた第3楽章

 

ブラームスは“ドイツ3大B”と称される偉大な作曲家で、バロック時代のJ.S.バッハ、古典派時代のベートーヴェン、そしてロマン派時代のブラームスと続きます。

 

「交響曲第4番」は孤独な晩年を迎えたブラームスの集大成の作品で、ブラームス自身は死を間近にした病床で「最も好きな作品だ」と語っていたようです。

 

また、当時ビューローの助手をしていた若きリヒャルト・シュトラウスは、初演の際にトライアングルを担当していますが、初演前日の1885年10月24日に父親宛ての手紙に次のように綴っています。

間違いなく巨人のような作品です。とてつもない楽想と創造力。形式の扱いや長編としての構造はまさに天才的

大成功を収めた初演でアンコールされた第3楽章は、スケルツォ的性格をとる一種のロンド形式で書かれています。

 

過去3曲の交響曲の第3楽章で、ブラームスは間奏曲風の比較的穏やかな音楽を使用してきましたが、第4番では初めてスケルツォ的な楽章としました。

 

 

 
  




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