アヴェ・マリア ヘ長調 WAB.6 (第2曲)
親しみやすい旋律から多くの人に愛される”ブルックナーのアヴェ・マリア”
「アヴェ・マリア」は、カッチーニ、シューベルト、グノー/バッハの作品が広く知られていますが、ブルックナーも宗教作品の合唱曲として「アヴェ・マリア」の題名作品は3曲あります。
3曲のうちの第2作目(1861年作)が”ブルックナーのアヴェ・マリア”として知られ、無伴奏混声7部の合唱曲で、親しみやすい旋律から多くの人に愛されています。
その他にもモーツァルト、ヴェルディ、リスト、サン=サーンス、ビゼーといった多くの有名な作曲家たちが「アヴェ・マリア」の題名作品を残しています。
アヴェ・マリア(ラテン語:Ave Maria)とは、ラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」又は「おめでとう、マリア」を意味する言葉です。
祈祷のための教会音楽や、祈祷文を歌詞にした音楽作品なども意味し、グレゴリオ聖歌はもとより様々な楽曲が存在します。