エリック・サティ 【Eric Alfred Leslie Satie】 (1866-1925)
エリック・アルフレッド・レスリ・サティ(Eric Alfred Leslie Satie、1866年5月17日 - 1925年7月1日)はフランスの作曲家。
「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」などと称され、西洋音楽に大きな影響を与えたとみなされています。
ドビュッシーもラヴェルも、その多くの作曲技法はサティによって決定づけられたものだと公言しており、印象主義の作曲家たちにも影響を与えました。
パリ音楽院在学中にピアノ小品『オジーヴ』『ジムノペディ』『グノシエンヌ』などを発表し、カフェ・コンセール『黒猫』に集う芸術家の1人となり、コクトーやピカソと交流しました。
バレエ・リュスのために『パラード』を作曲し、またカフェ・コンセールのためのいくつかの声楽曲を書き、今日よく知られている『ジュ・トゥ・ヴー』はこの時の楽曲です。
薔薇十字教団と関係し、いくつかの小品を書いています。同一音形を繰り返す手法を用いた『ヴェクサシオン』『家具の音楽』なども書きました。