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アルプス交響曲 Op.64 1. 夜 - 2. 日の出 - 3. 登り道

 

 

 

アルプス登山の過程を描いたR.シュトラウスの最後の交響楽的作品

 

R.シュトラウスは14(15)歳の時、ドイツ・アルプスのツークシュピッツェに登山をし、大自然の雄大さに感銘を受けています。それがこの交響曲のイメージの元になっていると言われています。

 

「非キリスト教的自然」「山で生きる」「自然のなかでの解放」という信奉するニーチェの思想に基づき、1902年「アンチクリスト-アルプス交響曲」という4楽章の大交響曲が構想されました。

 

その後、R.シュトラウスはこの作品を単一楽章の交響曲に再構成することを決め、1911年春からガルミッシュ=パルテンキルヒェンの山荘にて作業を始めます。

 

そして1914年から本格的な作曲に取り組み、1915年2月に全曲が完成し、同年10月28日にベルリンの旧フィルハーモニーにて初演が行われました。

 

R.シュトラウス指揮のドレスデン・シュターツカペレによって行われ、評論家の間では高評価は得られませんでしたが、大衆からは好評を得て熱狂的な支持を受けたと言われています。

 

※22の標題に分けられた交響曲で、山に登ってから下りるまでを表現しています。

1. 夜/2. 日の出/3. 登り道/4. 森への立ち入り/5. 小川に沿っての歩み/6. 滝/7. 幻影/8. 花咲く草原/9. 山の牧場/10. 林で道に迷う/11. 氷河/12. 危険な瞬間/13. 頂上にて/14. 見えるもの/15. 霧が立ち上る/16. 太陽が次第にかげる/17. 哀歌/18. 嵐の前の静けさ/19. 雷雨と嵐、下山/20. 日没/21. 終末/22. 夜

 

 

 
  




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