DTM/DAW関連用語【コ】
DTM/DAW関連用語 |
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コピー |
表記 |
〔copy〕 |
解説 |
エディット作業において、指定範囲のデータをクリップボードなどのバッファ・メモリーに格納すること。カットとは違いコピー元のデータはそのまま保持されます。格納されたバッファ・メモリー上のデータを、他の位置に貼り付ける(ペースト)ことによってデータの複写が完了します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コピー&ペースト |
表記 |
〔copy & paste〕 |
解説 |
エディット作業において指定範囲のデータを複写すること。詳しくは指定範囲のデータを一旦クリップボードなどのバッファ・メモリーにコピーし、その直後に別の位置に貼り付ける(ペースト)一連の動作を指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コマンド |
表記 |
〔command〕 |
解説 |
コンピューターを動作させるための指令のこと。一般的にはCPUに対する指令ではなく、ソフトウェアに対する指令を指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コーラス・エフェクト |
表記 |
〔chorus effect〕 |
解説 |
モジュレーション系のエフェクターの一つ。一般的にはディレイ(遅延)回路によって原音から微妙に遅れて嗚る音を作り、その音を細やかな一定周期で揺らすとビブラート効果が得られます。コーラス・エフェクトはそのビブラート音を原音とミックスすることによって得られる効果で、本来一つの発音源しかない音を複数の音が同時に嗚っているように聴かせることができます。コーラス・エフェクターの主なパラメーターには次のようなものがあります。 ◇コーラス・レベル(ミックス)…原音にどの程度のボリュームでコーラス効果をかけるかの調整 ◇コーラス・レイト…揺らす周期の速さ調整 ◇コーラス・デプス(インテンシティ)…揺らす周期幅の大きさ(原音にミックスする前のビブラートの深さ)の調整 |
DTM/DAW関連用語 |
コンティニュー |
表記 |
〔continue〕 |
解説 |
MIDIリアルタイム・メッセージの一種。シーケンサーやドラム・マシンなどの機器に、直前にストップした状態から再度プレイするように指令を送るコマンド。 |
DTM/DAW関連用語 |
コンティニュアス・コントローラー |
表記 |
〔continuous controller〕 |
解説 |
連続してデータを発生する装置を操作した時に発生するMIDIメッセージ。このメッセージを発生させる装置には「ホイール」「スライダー」「ペダル」「レバー」「ジョイスティック」「プレス・コントローラー」などがあり、ボリュームやピッチ、音質の変化などの演奏効果が得られます。 |
DTM/DAW関連用語 |
コントローラー |
表記 |
〔controler〕 |
解説 |
操作装置のこと。楽器の分野では楽器本体に付随する「ホイール」「スライダー」「ペダル」「レバー」「ジョイスティック」「プレス・コントローラー」などの装置を指します。演奏効果のオン/オフや音量、ピッチ、音質などの連続変化を発生させる演奏を補助します。またDTMの分野では演奏データ全体を操作する機器全般を指し、入力装置としてのキーボード、またPC上のデータを直接操作するフェーダーやツマミを併せ持つ、ミキサーやパッド類も含めてコントローラーと呼んでいます。 |
DTM/DAW関連用語 |
コントロール・キー |
表記 |
〔controll key〕 |
解説 |
一般的にはPCキーボード上の文字キー以外のキーのことで、シフト・キー、コントロール・キー、コマンド・キー、オルタネート・キーなどの総称。俗にこれらのキー単体には特定の役割はなく、単独で押しても何も実行されることはありませんが、文字キーと併用(同時押し)することによって様々なコマンドを実行します。直接的には表面に「control」あるいは「CTRL」と記されたキーを指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コントロール・サーフェス |
表記 |
〔control surface〕 |
解説 |
フィジカル・コントローラーとほぼ同義で、PC上で動くアプリケーションを操作するための機器のこと。DAWソフトウェアの場合は、MIDIコントローラーの中でフェーダーやツマミが付いているミキサーやパッド・コントローラーなどの機器のことを指します。多くの場合、各操作子にソフトウェアの機能を任意に割り当てることができ、ボリュームの感覚的操作や音色パラメーター調整などのエディット作業をサポートします。 |
DTM/DAW関連用語 |
コントロール・チェンジ |
表記 |
〔control change〕 |
解説 |
演奏情報を伝えるMIDIメッセージの一種。 ホイールやペダル、ダンパー、フェーダー、ツマミなどの操作子を動かすことによって発生します。コントロール・メッセージは、単に操作子を動かしたことを伝える情報であり、それがどのような演奏効果を発生させるのかは音源側の設定によります。コントロール・チェンジによって得られる演奏表現には、ビブラートなどのモジュレーション、ダンパー・ペダルのオン/オフ、ボリューム変化、パンの変化、各種エフェクターの効果の度合いなどがあります。 |
DTM/DAW関連用語 |
コントロール・ナンバー |
表記 |
〔control number〕 |
解説 |
コントロール・チェンジ情報において、操作されたコントローラーの種類を識別する番号。 |
DTM/DAW関連用語 |
コンバーター |
表記 |
〔converter〕 |
解説 |
ある規格やデータを別の規格やデータに変換することを指します。一般的には電気の交流を直流に変換する装置がよく知られています。DTM関連では、ADコンバーター、DAコンバーターの2種類で、ADコンバーターはアナログ信号をデジタル信号に変換する変換器のことを指し、DAコンバーターは逆にデジタル信号をアナログ信号に変換する変換器のことを指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コンパティブル |
表記 |
〔compatible〕 |
解説 |
互換性があるという意味。異なる機器間またはソフトウェア間で情報通信が行える場合、それらの機器(ソフトウェア)はコンパティブルであるといいます。これらの機器は対等の関係であるとは限らず、例えばAの機器はBのデータの読み取りが可能だが、Bの機器はAのデータの読み取りが不可能といった場合もあります。こうした関係は多くの場合、ハードウェアやソフトウェアがバージョン・アップした場合に起こります。 |
DTM/DAW関連用語 |
コンフリクト |
表記 |
〔conflict〕 |
解説 |
競合、衝突などのこと。コンピューター・システムの中で、同じリソースを複数のソフトウェアやハードウェアが同時にアクションを起こした場合に、システム全体の動作が不安定になったりフリーズしたりする状態を指します。 |
DTM/DAW関連用語 |
コンプレッサー |
表記 |
〔compresser〕 |
解説 |
略してコンプと呼ばれることもあり、エフェクターの一種で「音量の変化を小さくする」機能を持ちます。詳しくは、ある一定以上の信号が入力された場合に出力信号を圧縮するというもので、「ある一定以上の入力」のことを「スレッショルド・レベル」と呼びます。またこのスレッショルド以上の入力信号に対して、出力信号をどの程度圧縮するのかを決めるパラメーターは「レシオ」と呼ばれ、この二つがコンプレッサーを機能させる重要な要素となります。エフェクターとしてのコンプレッサーの多くは、この他に「アタック」と「リリース」というパラメーターの機能を有し、アタックはスレッショルドを超えた入力があった場合に、即座に圧縮を開始するか時間をおいて圧縮をかけ始めるのかを決定し、リリースは圧縮がかかっている状態から入力がスレッショルドより小さくなった時に即座に圧縮を止めるか、ある程度の時間をかけて圧縮を解除していくのかをコントロールします。今日のレコーディングにおいては必須のエフェクターであり、生楽器のアタックを均一に揃えたり録音全体の音圧を高くする為に、マスタリングのプロセスて多く用いられます。 |