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DTM/DAW関連用語【ハ】

DTM/DAW関連用語

バイト

表記

〔byte〕

解説

情報の大きさを表す単位でBと略記されます。一般的には2進数の8桁・8ビットを意味し、メモリーやハードディスク等の記憶媒体の容量を示すためにも使われます。

DTM/DAW関連用語

バイパス

表記

〔bypass〕

解説

迂回路のこと。電気回路において音声信号や映像信号などの、交流成分だけを通過させる目的の電気素子(バイパスコンデンサ)のことを言います。また、ある決められた回路を通過しないように設けられた配線などのことを指します。ペダル型のエフェクターでは、ペダル操作によって効果のON/OFF切替を行いますが、OFFにした場合には信号をバイパスに流し、エフェクト回路を通さずに出力します。この工程によってON/OFF切替の度に配線替えをする必要がなくなります。またバイパスを行った際に、入力信号がどの回路も通らずに出力に直結しているような回路をトゥルーバイパスと呼び、DAWソフトウェアなどではプラグインを無効にすることに相応します。エフェクターなどのプラグイン・ソフトにはバイパス・ボタンが設けられており、ボタンが押されるとそのエフェクターが接続状態になっていても効果が得られず、システム・リソースも消費しません。

DTM/DAW関連用語

バイナリ

表記

〔binary〕

解説

2進数のこと。コンピューターの分野では、コンピューターが処理・記憶を行えるように2進数で示されたファイル又はその形式を指します。テキスト形式以外のデータ形式全般を指すことが多いです。

DTM/DAW関連用語

バウンス

表記

〔bounce〕

解説

①弾んだリズムのこと、又は弾んだリズムで演奏すること。連続する二つの8分音符の前の音符を長く、後ろの音符を短く演奏する32連符に近いリズムを指します。 ②DAWソフトウェアにおいて最終的なミックス・ダウンの作業を行い、一つのオーディオ・ファイルに集約する作業のこと。

DTM/DAW関連用語

波形

表記

〔waveform〕

解説

音は音源の振動が波として耳に伝わるものですが、波形は振動の変化を時間または距離を横軸としてグラフ表示したものです。代表的な波形としては正弦波、のこぎり波、矩形波、三角波などがありこれらは基本波形と呼ばれ、波形の違いは音色の違いとして認識されます。これらの基本波形は、シンセサイザーでは音色作りの基で音色の素材となります。オシロスコープなどで見た実際の音の波形は複雑な形をしていますが、これらは複数の正弦波を合成したもので、合成波と呼ばれています。

DTM/DAW関連用語

バグ

表記

〔bug〕

解説

元来は虫の意味。コンピューター・プログラムを記述する上での誤りや欠陥のこと。コンピューターの予期せぬ動作や、停止を招いたりする要因になることがあります。

DTM/DAW関連用語

バージョン・アップ

表記

〔version up〕

解説

ハードウェアやソフトウェアに改良が加えられること。

DTM/DAW関連用語

バス

表記

〔bus〕

解説

ミキサーやDAWソフトウェアなどで使用される用語で、オーディオ信号が流れる経路のことを指します。バスの種類は機種によって異なりますが、代表的なものとしては次のようなものがあります。①入力された各チャンネルの音声信号を出力系統ごとに集約するグループ・バス ②外部のエフェクターなどに音声信号を出力するAUXバス ③モニター・システムに音声信号を出力するモニター・バス ④音声信号をミックスしてマスター・アウトに送信するステレオ・バスなどがあります。

DTM/DAW関連用語

パスワード

表記

〔password〕

解説

暗証番号と同じ意味合いで合言葉のこと。コンピューターの分野では、認証を得るための文字列を指します。

DTM/DAW関連用語

バーチャル

表記

〔virtual〕

解説

仮想的という見立てが多いですが、本来は「実質的な」という意味です。

DTM/DAW関連用語

バーチャル・アナログ

表記

〔virtual analog〕

解説

シンセサイザーの物理モデル音源の一種。デジタル処理によってアナログ・シンセサイザーをシミュレートしたデジタル音源のことを指します。オシレーター波形にはPCMではなく、リアル・アナログ・シンセで用いられた基本波形が搭載され、音作りのプロセスもPCM波形のシンセサイザーとは異なり、アナログ・シンセサイザー同等の音色パラメーターの手順を基準としたものになっています。リアル・アナログ・シンセサイザーは、電圧や室温などの外部環境に影響されてピッチが不安定になるデメリットがありましたが、バーチャル・アナログ音源では外部環境の影響を受けないためピッチは安定します。ハードウェア・シンセサイザーに加えて、音声合成プロセスをソフトウェアを用いてシミュレートしたソフトウェア・シンセサイザーもあります。

DTM/DAW関連用語

バックアップ

表記

〔backup〕

解説

予備のデータを作成すること。①ファイル単位でのバックアップ作成 ②多くのファイルが格納された記憶メディア全体のバックアップ作成

DTM/DAW関連用語

バック・スペース・キー

表記

〔back space key〕

解説

コンピューター・キーボードのキーの一つ。カーソル直前の文字を消す役割を持つキー。

DTM/DAW関連用語

パッチ

表記

〔patch〕

解説

①コンピューター・プログラムの不具合を部分的に応急処置するためのデータのこと。 ②シンセサイザーのメモリーに保存される音色パラメーター・セッティングのこと。

DTM/DAW関連用語

パッチ・スルー

表記

〔patch thru〕

解説

シーケンス・ソフト機能の一種。受信データをMIDIチャンネルに関わらず、トラックで指定したチャンネルに送信する機能。入力用キーボードの送信チャンネルの切替を行わずに、レコーディング・トラックのMIDIチャンネルの切替でレコーディングが行えるようになります。

DTM/DAW関連用語

初音ミク

読み方

〔はつねみく〕

解説

→ボーカロイド

DTM/DAW関連用語

バッファー

表記

〔buffer〕

解説

データなどを保管しておく為のエリアを指します。

DTM/DAW関連用語

ハードウェア

表記

〔hardware〕

解説

ソフトウェアに対する用語で、物理的な機器類を指します。DTM/DAWシステムにおいては、パソコン本体、シンセサイザーなどの楽器類、MIDI/オーディオ・インターフェース、フィジカル・コントローラーなどがハードウェアに該当します。

DTM/DAW関連用語

ハードディスク

表記

〔harddisk〕

解説

コンピューターの補助記憶装置の一つで、正式名称はハードディスク・ドライブといいます。磁性体を塗布した円盤を高速回転させて、磁気ヘッドが移動することによって情報の記録や読み出しを行っています。フロッピーディスクのようにディスク交換が不可な為、固定ディスクとも呼ばれています。他のメディアに比べて容量は極めて大きいですが、構造上で衝撃に弱いというデメリットがあります。

DTM/DAW関連用語

ハードディスク・レコーダー

表記

〔harddisk recorder〕

解説

ハードディスクに音声データを記録する機材。オーディオの分野では、ハードディスクを利用したマルチトラック・レコーダーを指し、映像データをハードディスクに記録する機材もハードディスク・レコーダーと呼んでいます。ミキサーやデジタル・エフェクターと一体化した製品が主流でした。

DTM/DAW関連用語

ハードディスク・レコーディング

表記

〔harddisk recording/HDR〕

解説

音楽信号をデジタル・データに変換し、ハードディスクに記録すること。①単体のハードディスク・レコーダーを利用する方法 ②PCでDAWソフトウェアを利用する方法があります。テープ・メディアに音声信号を記録するレコーディングに比べて音質が向上し、編集作業を経ても音質が劣化しないというメリットがあります。またテープ・メディアでは難しい、非破壊編集が容易に行えるのが大きな利点になっています。

DTM/DAW関連用語

パフォーマンス

表記

〔performance〕

解説

一般的には「人目をひこうとする行為」といった意味で捉えることが多いですが、コンピューターの分野ではシステムや通信回線などの性能を指し、一般に通信速度や処理速度などで評価します。シンセサイザーのメーカーの種類によっては、パラメーター・セットの一種を指し、複数の音色プログラムや鍵盤、エフェクター、コントローラーなど、演奏時に必要な環境設定を集約して保存ができます。

DTM/DAW関連用語

パラ・アウト

表記

〔parallel output〕

解説

→インディビデュアル・アウト

DTM/DAW関連用語

パラボックス

表記

〔parallel output〕

解説

入力された信号を複数の出力に分配させる装置。オーディオ信号や映像信号を、同時に複数の装置に入力する際に用いられます。MIDI信号専用のパラボックスもあり、MIDIスルー・ボックスとも呼ばれます。

DTM/DAW関連用語

パラメーター

表記

〔parameter〕

解説

コンピューター・ソフトウェアを動作させる際に、外部から設定値を付加する要素のこと。またシンセサイザーの音色を確定するための可変要素の事も、同様にパラメーターと呼びます。

DTM/DAW関連用語

バリュー

表記

〔value〕

解説

データ値のこと。シンセサイザーの音色作成時に、音色パラメーターに付加する値のことをバリューと呼び、バリュー・ダイアルなどで設定します。

DTM/DAW関連用語

バルク・データ

表記

〔bulk data〕

解説

シンセサイザーの音色が集約されたもの。全音色や一つのバンクの音色などのことを指します。MIDIエクスクルーシブ・メッセージでは、音色データをバルク・データとして転送することが多いです。

DTM/DAW関連用語

パルス・ウィズ・モジュレーション

表記

〔pulse width modulation〕

解説

矩形波には正と負の部分がありますが、その比率(デューティ・サイクル)を別信号で変化させる変調方式。シンセサイザーの多くに搭載されている機能で、コーラスに似た効果が得られます。

DTM/DAW関連用語

パン

表記

〔pan〕

解説

左右の音の定位のことで、正式名称はパンポットといいます。ステレオ機器で音楽を聴く際の左右の音のバランスのことで、制作時には各音源ごとにパンを設定します。MIDI機器のパン設定は、MIDIのコントロール・チェンジ・メッセージによっても行うことができ、コントロール・ナンバー10番で設定します。設定範囲は0~127までとなっており、機器やソフトによってはセンターが0で表示される場合もありますが、通常は64がセンターとなり、64より小さくなるにつれ左に定位、大きくなるにつれ右に定位します。

DTM/DAW関連用語

バンク

表記

〔bank〕

解説

シンセサイザーやエフェクターの複数に及ぶパラメーター・セッティングを保存する記憶領域のこと

DTM/DAW関連用語

バンク・セレクト

表記

〔bank select〕

解説

MIDIコントロール・チェンジ・メッセージの一つで、コントロール・ナンバーの0番と32番。シンセサイザーのプログラムが保存されているメモリー上の領域(バンク)を選択します。今日のシンセサイザーでは1,000超の音色プログラムをメモリーできる機種もありますが、MIDIプログラム・チェンジ・メッセージでは0~127の128種類の音色選択となります。その為それ以上の音色メモリーを装備するシンセサイザーでは、128種類の音色がメモリーできるバンクを複数備え、バンク・セレクトでバンクを選択した後にプログラム・チェンジで音色を指定することによって、より多くの音色をMIDIでコントロールできるようになっています。

DTM/DAW関連用語

パンチ・アウト

表記

〔punch out〕

解説

→パンチ・インの対義語

DTM/DAW関連用語

パンチ・イン

表記

〔punch in〕

解説

再生状態から直ちに録音状態に移行すること。反対に録音状態から再生状態に移行することをパンチ・アウトといいます。MTRなどで、録音済みのトラックの部分的な録音の再試行などで用いられる編集テクニック。MIDIトラックにおいても同様の操作のことを、パンチ・イン/パンチ・アウトと呼んでいます。DAWソフトウェアなどでは、予めパンチ・イン/パンチ・アウトを行うポイントを指定し、トランスポート・セクションを操作せずに、自動的にパンチ・イン/パンチ・アウトの実行を可能にする機能を備えるものが多いです。

DTM/DAW関連用語

バンド

表記

〔band〕

解説

帯域幅のことで、ある周波数の幅を意味します。音響の分野では「Band Width:バンド・ウィドゥス(ワイズ)」の略語として使用されることが多く、シンセサイザーではフィルター関連で使用される用語です。バンドパス・フィルターは特定の周波数の範囲だけ信号を通過させるフィルターですが、例えば500Hzから1.5KHzまでの信号を通過させるバンドの場合では1KHzということになります。

DTM/DAW関連用語

バンドル

表記

〔bundle〕

解説

ある製品に別の製品が付属して販売もしくは配布されること。例えばハードウェアを動作させるのに必要なドライバーなどのソフトウェアを、ハードウェア本体に付属して販売したり、ソフトウェアに解説本を付属して販売するといった行為です。PCにOSやアプリケーションなどをインストールした状態で販売する行為も、バンドル形態の一種となります。

DTM/DAW関連用語

パンニング

表記

〔panning〕

解説

元々は映画用語で、被写体のフォローでカメラを左右に振ることの意味。音響の分野では、信号をステレオの左右に割り当てることを指します。

DTM/DAW関連用語

パンポット

表記

〔pan-pot〕

解説

ミキサーなどの機能の一種。音の定位を決めること、又はそのツマミのこと。

  




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