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音楽用語 【ホ】

音楽用語

保育唱歌

読み方

〔ほいくしょうか〕

解説

明治10年に東京女子師範学校付属幼稚園で初めて「遊戯」の授業が行われた際に、まとめられた最初の幼児用唱歌集。雅楽を基本に据えているのが特徴です。

音楽用語(関連)

保育所保育指針

外国語表記

〔英:guidelines for nursery care at day nursery〕

解説

保育所における保育の理念・内容・方法などが示された厚生労働省が告示する文書で、1965年に初めて作成されました。その後は社会状況に伴い改訂が繰り返され、2008年に保育所保育指針は法的拘束力を持つようになりました。

音楽用語

ボーイング

外国語表記

〔英:bowing〕

解説

運弓法。弦楽器の運弓法(弓の使い方)。下げ弓(ダウン)と上げ弓(アップ)があります。

音楽用語

邦楽

読み方

〔ほうがく〕

解説

①一般的には日本人が作詞、作曲、演奏する音楽の総称。 ②日本古来の音楽のことを指し「純邦楽」ともいいます。

音楽用語

ポーギーとベス

外国語表記

〔英:Porgy and Bess〕

解説

1935年初演で全3幕。1930年代の米国サウス・キャロライナ州チャールストンが舞台で、ヘイワードの小説をガーシュインの兄アイラによって英語の台本に改編。ガーシュインが黒人音楽に共感して作った作品で、足の不自由な黒人ボーギーと娼婦ベスの恋を通して黒人の生活を描きます。初演時には評価が二分していましたが、現在ではアメリカの代表的なオペラとなっています。『サマータイム』が有名。

音楽用語

ボサ・ノヴァ

外国語表記

〔ポルトガル:bossa nova〕

解説

1960年代に流行したブラジルの新しい音楽。ジャズの影響を受けた知的な感覚をもつサンバ。

音楽用語

ポジション・マーク

解説

ギターなどの弦楽器でフィンガー・ボードの上、又は側面に付けられたポジション、フレット数の目安となるマーク。英語ではフレット・マーク(fret mark)と呼ばれます。

音楽用語

保続音

外国語表記

〔英:pedal point〕

〔独:Orgelpunkt〕

解説

ペダル音、オルゲルプンクトともいいます。バス(高声部のこともあります)の音が同じ音を長く続けて動かないもの。音は属音または主音であることが多いです。

音楽用語(関連)

保存

外国語表記

〔英:conservation〕

解説

数・量・重さなどの物質に「取る」「加える」がなければ、それ自体は保存されるという概念をいいます。それまでは、例えば2つの同じ大きさの容器に同じ水の量が入っているものを、別の大きい容器に入れ替えるのを5歳の子供の目の前で見せた場合、大きい容器の方がたくさん入っていると思ってしまうなどです。ピアジェは「保存課題」の実験を通して、平均して数・物質量の保存は7,8歳頃、重量や面積の保存は9,10歳頃、体積の保存は11,12歳頃に獲得されるとしました。

音楽用語

ホタ

外国語表記

〔西:jota〕

解説

スペイン、アラゴン地方の民謡、民族舞踊。速い3拍子でギター、カスタネット、タンブリンなどで伴奏されます。アラゴネサ、アラゴネーズ。

音楽用語

ポップ

外国語表記

〔米:pop〕

解説

「大衆的な」という意味。軽く、わかりやすい大衆的な音楽のことをポップスといいます。

音楽用語

ポップス

解説

→ポップ

音楽用語

ボトル・ネック奏法

外国語表記

〔米:bottleneck playing〕

解説

びんの首の部分(ボトル・ネック)やプラスティックのスライド・バーを使ったギター奏法。指で弦を押さえる替わりにスライド・バーなどで滑らせ、スライド・バーは指にはめて使います。元々はハワイアンで使われるスティール・ギターの奏法。→スライド奏法

音楽用語

ポピュラー・ミュージック

外国語表記

〔英:popular music〕

解説

一般に大衆的な娯楽性を持った音楽を指し、ポップスと同義に捉えられます。さらに広くはジャズ、ロック、ミュージカルなども含まれます。

音楽用語

ホーボー・ソング

外国語表記

〔米:hobo song〕

解説

1930年代に不況下のアメリカで下層労働者によって歌われた歌。また彼らについての歌。

音楽用語(関連)

ホメオスタシス

外国語表記

〔英:homeostasis〕

解説

生物が外部環境に適応しようとする機能。また生体恒常性を維持しようとする状態をいいます。このホメオスタシスを越えるような過度の変化や刺激がストレスとなります。

音楽用語

ホモフォニー

外国語表記

〔英:homophony〕

〔独:Homophonie〕

〔仏:homophonie〕

〔伊:omofonia〕

解説

単声音楽、和声的な様式の音楽。例えばメロディに伴奏のような形態。ポリフォニーに対する語。

音楽用語

ポリフォニー

外国語表記

〔英:polyphony〕

〔独:Polyphonie〕

〔仏:polyphonie〕

〔伊:polifonia〕

解説

多声音楽、対位法的な様式の音楽。独立的な複数のメロディが同時に起こる形態。ホモフォニーに対する語。

音楽用語

ポリリズム

外国語表記

〔英:polyrhythm〕

解説

対比性の強いリズム(異なる拍子やリズム)が、同時に用いられること。

音楽用語

ポルカ

外国語表記

〔英・仏・伊:polka〕

〔独:Polka〕

〔チェコ:pulk〕

解説

19世紀前半にチェコで起こった速い2拍子の舞曲。ヨーロッパ中に広まり、スメタナ、ドヴォルジャークなどチェコの作曲家の他、ヨハン・シュトラウスなども多くの作品を書いています。

音楽用語

ポルタート/ポルタンド

外国語表記

〔伊:portato/portando〕

解説

各音を柔らかく切る、スタッカートとレガートの中間の奏法。

音楽用語

ポルタメント

外国語表記

〔伊:portamento〕

解説

ある音から次の音に移行する時に滑らせるように音を運ぶこと。port.と略記。

音楽用語

ホルン

外国語表記

〔英:horn〕

〔独:Horn〕

〔仏:cor〕

〔伊:corno〕

解説

大きな朝顔を持ち、丸く巻かれた金管楽器。約3オクターヴ半の広い音域を持つため、音域によって高音部記号と低音部記号を使い分けて記譜します。へ調(F)の移調楽器で、古くは高音部記号の場合は完全5度高く、低音部記号の場合は完全4度低く記譜されましたが、現代では音部記号に関わらず完全5度高く記譜されるのが通常です。

音楽用語

ホルン5度

読み方

〔ホルンごど〕

解説

順次進行する上声の三つの音に合わせ、最初の音の6度下から下声が始まり3度、4度の順に上行する場合に、2番目の音に生ずる完全5度の音程のこと。ホルンで演奏する場合に、非常に心地よく響く為このように呼ばれます。

音楽用語

ボレロ

外国語表記

〔西:bolero〕

解説

スペインの舞曲。1780年頃に舞踏家セレソ(S.Cerezo)が創作したと言われています。キューバのボレロは2拍子ですが、通常は3拍子でラヴェルの管弦楽曲が特に有名です。

音楽用語

ボローニャ楽派

外国語表記

〔英:Bologna school〕

解説

17世紀後半から18世紀中頃に北イタリアの都市ボローニャにおいて、器楽曲の発展に寄与した楽派。聖ペトローニオ教会での音楽会を中心として発展しました。

音楽用語

ポロネーズ

外国語表記

〔仏:polonaise〕

〔独:Polonase〕

〔伊:polacca〕

解説

ポーランドの舞曲。宮廷の儀式や行列によって発達し、中庸な速度の3拍子で祝祭的な気分を持ちます。フレーズの女性終止(終止形の最後の和音が第1拍にないもの)、簡潔な動機の反復、3連符の頻繁な使用等を特徴とします。その起源は16世紀後半まで遡れますが、J.S.バッハ、ヘンデル、ベートーヴェン、リスト等も作曲しています。しかし、この舞曲をポーランドの英雄的舞曲として有名にしたのはショパンです。

音楽用語

ホンキー・トンク

外国語表記

〔米:honky-tonk〕

解説

1910年代、ニューヨークの安酒場などで演奏されたラグタイムを崩したピアノ演奏のスタイル。調律の狂ったピアノで弾かれることが多かったため、このようなピアノやそれを真似た演奏スタイルをホンキー・トンク・ピアノといいます。

音楽用語

ボンゴ

外国語表記

〔西:bongó〕

解説

中南米音楽で用いられる打楽器で太鼓の一種。高音、低音の2個1組を両膝に挟んで演奏します。胴の片面にのみ皮を張り、手や指の当て方で様々な変化のある音を出します。また、バチを用いる場合もあります。

音楽用語

本手

読み方

〔ほんて〕

解説

三味線、筝曲などで、二つの異なった旋律で合奏する時の基本となる旋律のこと。対義語=替手

音楽用語

ホーンパイプ

外国語表記

〔英:hornpipe〕

解説

「角笛」の意味。16世紀のイギリスに現れた軽快な3/2拍子または4/4拍子の舞曲。ヘンデルの『水上の音楽』に用例があります。

  




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