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音楽用語 【ワ】

音楽用語

和音

外国語表記

〔英:chord〕

〔独:Akkord〕

解説

異なる高さの音が2つ以上同時に鳴るときの響きのこと。和音は協和音と不協和音とに分けられ、調性音楽では3度の積み重ねによる三和音が基本となります。三和音の各音は下から順に、根音、第3音、第5音と呼びます。和音はそれぞれの機能に従って連結されます。近代・現代では和音の積み重ねがより多様になります。

音楽用語

和音記号

外国語表記

〔独:Akkordbezeichnung〕

解説

和音の種類や転回位置(転回形)、機能などを文字、数字、記号などで表したもの。コード・ネームや通奏低音の数字付き低音もその一つですが、機能がわかりやすいローマ数字によるものを特に和音記号と呼ぶことが多いです。

音楽用語

ワーグナー・テューバ

外国語表記

〔英:Wagner tuba〕

解説

ワーグナーによって考案された円すい形低音金管楽器で、ホルンの音質を最低音まで拡大します。通常はホルン奏者が持ち替えて演奏します。ブルックナーの『交響曲第7番』などに使用されています。

音楽用語

和琴

読み方

〔わごん〕

解説

日本最古の楽器といわれる楽器で、6弦の日本固有の弦楽器。弥生時代から存在していると考えられ、大和琴ともいいます。

音楽用語

和声法

外国語表記

〔英:theory or harmony〕

〔独:Harmoni-elehre〕

〔仏:e’cole de l’harmonie〕

〔伊:lezione dell’armonia〕

解説

和音の連結法。和音にはそれぞれ働き(機能)があり、その働きによってはじめて自然な和音進行が起こるという考え方を機能和声といいます。機能和声はカデンツ(終止形)を作り調性を確立します。和音には主和音(トニカ)、属和音(ドミナント)、下属和音(サブドミナント)の3つの機能があります。協和音中心の明快でよく響く和声が中心の古典派の音楽、不協和音や非和声音の使用が盛んとなり和声進行が複雑化していったロマン派の音楽を経て、19世紀末には機能和声を否定する音楽も出現するに至りました。18世紀後半の古典派から19世紀のロマン派の時代は、和声法による作曲の全盛時代と言えます。機能和声は音楽の基礎として現在でも対位法と共に和声学として学ばれます。→ハーモニー

音楽用語

和製ポップス

読み方

〔わせいポップス〕

解説

日本人が作詞、作曲、歌唱をする歌謡曲のジャンルの一つ。旋律、コード進行などに洋楽の影響が見られます。

音楽用語

わらべ歌

読み方

〔わらべうた〕

解説

子供のための遊び歌や子守歌など、昔から歌い継がれてきた歌。特に日本古来のものについてこのように呼びます。日本では『ずいずいずっころばし』『あんたがたどこさ』『かごめかごめ』などがあり、地域によって様々な遊び方や歌い方が伝えられています。わらべ歌の持っている特徴を生かして、音楽教育活動に取り入れている実践現場も多くみられます。

音楽用語

ワルツ

外国語表記

〔英:waltz〕

〔独:Walzer〕

〔仏:valse〕

〔伊:valzero,valzer〕

解説

18世紀末にオーストリアの舞曲レントラーから発展してできた舞曲。中庸な速さの3拍子で、男女が抱き合って回りながら踊ります。速いテンポのワルツもあり、ヨハン・シュトラウスに代表されるウィンナ・ワルツは速いワルツです。

  




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