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音楽用語 【セ】

音楽用語

声域

外国語表記

〔英:compass of voice〕

解説

声の出る高低の範囲をいい、声の種類により次のようなものがあります。ソプラノ、メッゾ・ソプラノ、アルト、テノール、バリトン、バス。

音楽用語(関連)

性格検査

外国語表記

〔英:personality test〕

解説

様々な検査法が存在し次のようなものがあります。簡単な作業過程と作業量、誤数などから性格や適性を見分けるクレペリン検査、文章完成テスト、「何に見えているか」という投影法を用いたロールシャッハ・テスト、絵画による性格検査、質問項目から性格を判断するY-G性格検査(質問紙法)などがあります。個人の性格を見分ける場合、意識的な層には質問紙法などが有効であり、無意識的な層については投影法などが有効であると言えます。

音楽用語

斉唱

外国語表記

〔英:unison chorus, choral monophony, monophony in chorus〕

解説

同一の旋律を同度、又はオクターヴで複数の人声で歌うもの。→ユニゾン・コーラス

音楽用語

聖譚曲

読み方

〔せいたんきょく〕

解説

→オラトリオ

音楽用語

声部

読み方

〔せいぶ〕

解説

多声的音楽において、楽曲を構成する各旋律線のこと。

音楽用語(関連)

生理的早産

外国語表記

〔英:physiological premature delivery〕

解説

人間が他の高等哺乳動物に比べて、胎内で保護されている状態を早期に離れること、そして運動機能に関しては全く無力な状態で生まれることを指します。

音楽用語

セヴンス・コード

外国語表記

〔英:seventh chord, chord of seventh〕

〔独:Septimenakkord〕

〔仏:accord de septième〕

〔伊:accordo di settima〕

解説

ある音を根音として3度音程を3回積み重ねた和音。根音から数えて7度の音程ができるため「七の和音」と呼ばれます。属七の和音、長七の和音、短七の和音、減七の和音、減五短七の和音などの種類があります。

音楽用語

セカンダリー・ドミナント・コード

外国語表記

〔英:secon-dary dominant chord〕

解説

属音を除く、音階各音を根音として作られた属七の形態の和音。→副属和音

音楽用語

セギディーリャ

外国語表記

〔西:seguidilla〕

解説

スペイン南部のアンダルシア地方の大衆的な舞曲。ボレロに似た3拍子のダンスですが、ボレロよりテンポが速い。ギターの伴奏とカスタネットのリズムに乗って歌いながら踊ります。ビゼーの『カルメン』の第1幕に用いられています。

音楽用語

セッション

外国語表記

〔米:session〕

解説

合奏の意味。また、別々の活動をしているミュージシャンが臨時に集まって演奏することを指すこともあります。

音楽用語

絶対音楽

外国語表記

〔英:absolute music〕

解説

標題音楽に対する語。文学や絵画など音楽以外の芸術的要素を含まず、純粋に音の組み合わせの美しさ・深さのみを追求した音楽。形式を重視したソナタや古典派の交響曲などがその代表。

音楽用語

絶対音感

外国語表記

〔独:absolutes Gehör〕

解説

他の音を基準にしたり比較したりすることなく、その音高を音名で答えられる能力をいいます。

音楽用語

セーハ

外国語表記

〔西:ceja〕

解説

ギター奏法の1つ。左手の人指し指で同じフレットの何本かの弦を同時に押さえること。バー、バレー。

音楽用語

セビリアの理髪師

外国語表記

〔伊:Il barbiere di Siviglia〕

解説

1816年初演で全2幕。18世紀スペインのセビリアの街が舞台で、ボーマルシェの戯曲でステルビーニのイタリア語の台本による作品。美しい娘ロジーナを手に入れようとする伯爵のために、手助けする理髪師フィガロの物語。同名のオペラを既に発表していた作曲家パイジェッロ一脈に、初演の際、大人数で口笛を吹いたり舞台上に猫を放したりした妨害行為にあったという記録もあります。

音楽用語

セブンス・コード

解説

→セヴンス・コード

音楽用語

セレナード

外国語表記

〔英:serenade〕

〔独:Ständchen, sere-nade〕

〔仏:sérénade〕

〔伊:serenata〕

解説

イタリア語の「sere:夕方、晩」に由来しています。 ①夜、恋人の窓辺で歌う愛の歌<例:モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』のセレナード> ②18世紀半ばに発達した多楽章制の器楽曲<例:モーツァルト『ハフナー・セレナーデ』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』>等でディヴェルティメントやカッサシオンとほぼ同様の曲。 ③特にイタリア語のセレナータで表され、18世紀の劇的カンタータ形式の小オペラ。現代ではポピュラー音楽の題名にも自由に使われています。

音楽用語

全音

外国語表記

〔英:whole tone〕

〔独:Ganzton〕

〔仏:ton Plein〕

〔伊:tono intero〕

解説

2つの半音による音程、長2度の音程。

音楽用語

全音音階

外国語表記

〔英:whole-tone scale〕

〔独:Ganzton-skala〕

〔仏:gamme de six tons〕

〔伊:scala per toni interi〕

解説

全音だけの音程関係で作られた音階。異なる2種類のみ作ることができ、ドビュッシーによって組織的に用いられました。

音楽用語

全音階的音程

外国語表記

〔英:diatonic intervals〕

解説

全音階的音階(全音階)に含まれる14種の音程。完全音程・・・1度、4度、5度、8度 長音程・・・2度、3度、6度、7度 短音程・・・2度、3度、6度、7度 増音程・・・4度 減音程・・・5度

音楽用語

全終止

解説

→終止

音楽用語

前奏曲

外国語表記

〔英:prelude, intrada〕

〔独:Vorspiel〕

〔仏:prélude, entrée〕

〔伊:preludio, intrada〕

解説

開始あるいは導入的な役割を果たす曲。15世紀後半から16世紀頃の前奏曲は、最大で20小節程度の走句と和声による鍵盤楽器の技巧披露のための曲でしたが、17世紀半ばより特定の楽曲と結びつき、組曲の第1曲となったりフーガの前に演奏される楽曲となりました。ショパン、リスト、スクリャビン、ドビュッシー等の作品では独自の性格を持つ独立した作品を指します。→プレリュード

音楽用語

旋法

解説

→モード

音楽用語

旋律

外国語表記

〔英:melody〕

解説

メロディ。楽音が色々な高さとリズムとを持ちながら、連続的につながっているもの。不適切に音が並ぶことはなく、特徴あるリズムや和声、メロディ・ラインの方向性などで旋律が意味付けられ個性を持ちます。また民族的な音楽では、和声を伴わないメロディも多いです。

  




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