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音部記号の種類 [英:clef]

 

五線に記された音に高さを与えるためには、どの線が何の音であるかを決める必要があります。

 

音部記号は、ある特定の音の高さを示すために記されるものです。

 

 

 

音部記号は3種類

 

初期の頃はその音の名前(音名)をローマ字で表記し、ト音(ト=ソ=G)はGの大文字を記し、へ音(へ=ファ=F)はFの大文字を記していました。

 

現代のト音記号ヘ音記号は、GとFのアルファベットを図案化したものです。

 

もう一つ重要な音である中央のドの音、ハ音(ハ=ド=C)を示す記号があり、この記号がグレゴリオ聖歌の時代から用いられていた(ハ音記号)です。

 

この記号も元々はCの大文字で、その中央の窪みがドを表しています。音楽作品のほとんどが声楽だった古い時代には、このハ音記号が多く使用されていました。

声には何種類かの区別があり、それに対応して五線上でハ音記号が記される位置によって、ソプラノ記号・メゾソプラノ記号・アルト記号・テノール記号の4種類が用いられていました。

 

その中で現在も残っているのがヴィオラが用いるアルト記号と、ファゴットとトロンボーン、チェロの高音域に臨時に用いられるテノール記号です。

 

ヴィオラ奏者はアルト記号を正確に読めるようになる必要があります。そしてオーケストラのスコアを読むためには、一般的に用いられるト音記号とヘ音記号に加え、アルト記号、テノール記号を読める必要があります。

 

 

 

ト音記号

外国語表記

〔英:g clef/treble clef〕

解説

五線譜上でソ(ト音)の位置を定めるための記号

記号の渦の中心に第2線(ト音)がくるように記されます。高音部記号やヴァイオリン記号などと呼ばれることもあります。

 

◇ト音記号の位置

◇ト音記号の記し方

ヘ音記号

外国語表記

〔英:f clef / bass clef〕

解説

五線譜上でファ(ヘ音)の位置を定めるための記号

記号の2つの点の間に第4線(ヘ音)がくるように記されます。低音部記号やバス記号などと呼ばれることもあります。

 

◇ヘ音記号の位置

◇へ音記号の記し方

ハ音記号

外国語表記

〔英c clef〕

解説

五線譜上でド(ハ音)の位置を定めるための記号

記号の中心に当たる線の位置がド(ハ音)になりますが、第1線をハ音にするソプラノ記号、第2線をハ音にするメッゾ・ソプラノ記号、第3線をハ音にするアルト記号(ヴィオラなど)、第4線をハ音にするテノール記号(ファゴットやトロンボーン)といったように声域により位置が異なります。

 

◇ハ音記号の分布

 


オクターヴ・ト音記号

オクターヴ・ヘ音記号

外国語表記

〔英:octave treble clef〕

〔英:octave bass clef〕

解説

通常の音部記号より1オクターヴ上下することを示す記号

ト音記号の上に8がある場合は、通常のト音記号よりも1オクターヴ高い位置を示し、ト音記号の下に8がある場合は、通常のト音記号よりも1オクターヴ低い位置の音名を示します。ヘ音記号の下に8がある場合は、通常のヘ音記号よりも1オクターヴ低い位置の音名を示します。オクターヴ下のト音記号は、クラシックギターや声楽のテノールの楽譜に使用されることが多いです。

  







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