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臨時記号と調号 [英:accidental / key signature]

 

変化記号は臨時記号調号として用いられます。

 

臨時記号とは曲の中で、ある音符の直前に付けられるもので一時的な変化を促します。

 

調号とは楽譜の段の初めに、音部記号の後にまとめて記されるものです。

 

 

 

変化記号の効力

 

臨時記号は曲の中で、ある音符の直前に付けられるもので一時的な変化を促し、調号は楽譜の段の初めに音部記号の後にまとめて記されます。

 

それぞれの調で決まった音に♯や♭が付くので最初にまとめて記され、段の途中で転調などで調が変わらなければ、変わらずに変化記号が付くことを示しています。

 

臨時記号ではすべての変化記号(♯、♭、♭♭、)が用いられますが、調号に使用されるものは他に例外はなく#と♭のみが用いられます。

 

変化記号の効力は調号と臨時記号によって異なります。調号はその楽譜の段が変わらなければ初めにまとめて付けられた音はすべて変化し、オクターヴ上下の音域すべてにわたり同名の音に効力があります。

臨時記号は付けられたその音以降、小節線が変わるまで変化し、そして原則的にその高さのみでオクターヴ上下の同名の音には効力を及ぼしません。

 

しかし、同じ高さの音に付けられた弧線であるタイによって、その効力は次の小節以降に引き延ばされ、タイがなくなった段階でそれ以降は幹音に戻ります。

 

但し、見誤りを避けるためタイがあっても臨時記号を付け直すことも行われ、その場合にはその最後の小節の終わりまで変化記号としての効力は残ります。なお、臨時記号は調号と重複した効力を持ちません。

 

変化記号が新たに付けられるとその都度、付けられた記号のみが有効なのです。

 

 

 

楽譜上での調号と臨時記号

 

 

 

 

◇臨時記号の位置

 

◇臨時記号の特殊な記し方

 


 

◇臨時記号を記す順番

 


 

 

 

シャープ

外国語表記

〔英:sharp〕

解説

半音上げる

音符の左側にこの記号が付くと、その音は半音高くなります。その記号が付いた後は、その小節内に同じ音が何個あっても有効となります。しかし、同じ音でもオクターヴ上や下の音は無効なので、新たに記号を付けなければなりません。個々の音符に付けられた場合は臨時記号と呼びます。日本語では嬰記号といいます。

 

◇シャープの書き方

 

 

◇楽譜上の表記

 

フラット

外国語表記

〔英:flat〕

解説

半音下げる

音符の左側にこの記号が付くと、その音は半音低くなります。その記号が付いた後は、その小節内に同じ音が何個あっても有効で、半音低く演奏します。日本語では変記号といいます。

 

◇フラットの書き方

 

 

◇楽譜上の表記

 

ナチュラル

外国語表記

〔英:natural〕

解説

もとの高さに戻す

臨時記号や調号で変化した音符を、元の高さに戻して演奏するための記号。小節内で記号の付いた部分から後ろにある同じ音には全て有効になります。調号が変化する際に、不要な調号を削除する目的でも使われます。日本語では本位記号といいます。

 

◇ナチュラルの書き方

 

 

◇調号が途中で変わる(転調する)場合

 

 

ダブル・シャープ

外国語表記

〔英:double sharp〕

解説

半音2つ上げる

音符の左側のこの記号が付くと、その音は半音2つ分(全音分)高くなります。その記号が付いた後は、その小節内に同じ音が何個あっても有効で、半音2つ分(全音分)高く演奏します。日本語では重嬰記号といいます。

 

◇鍵盤上でのダブル・シャープ例

 

ダブル・フラット

外国語表記

〔英:double flat〕

解説

半音2つ下げる

音符の左側にこの記号が付くと、その音は半音2つ分(全音分)低くなります。その記号が付いた後は、その小節内に同じ音が何個あっても有効で、半音2つ分(全音分)低く演奏します。日本語では重変記号といいます。

 

◇鍵盤上でのダブル・フラット例

 

  







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