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混合拍子 [英:mixed meter]

 

異なる拍子が組み合わされた拍子を混合拍子といいます。

 

単純拍子・複合拍子に含まれないものは「混合拍子」に分類されます。

 

異種の単純拍子の組み合わせがひとつの単位を作るもの

 

組み合わせでは判断できないもの

 

8拍子などで通常行われる均等な分割によらないもの

 

規則的な拍子の交替

 

 

 

混合拍子のグループ

 

異種の単純拍子の組み合わせが一つの単位を作るもの

 

2拍子+3拍子=5拍子、4拍子+3拍子=7拍子のように、単純拍子の組み合わせにより一つの拍子単位を形成します。

 

拍子、拍子、拍子、拍子、拍子などがあります。

 

単純拍子の組み合わせによる5拍子の例

 

 

5拍子

7拍子

単位 2+3 3+2 3+4 4+3 2+3+2

リズム・パターン
(8分音符が基準の場合)

指揮法    

 

 

 

組み合わせでは判断できないもの

 

単純拍子的な5拍子等といわれるもので、指揮をする際には単に5拍を振るといった形や、指揮者の判断に委ねられて振られます。

 

単純拍子的な5拍子の例

 

 

 

8拍子などで通常行われる均等な分割によらないもの

 

 

8拍子

単位 3+3+2 2+3+3 3+2+3
リズム・パターン

指揮法

 

 

 

規則的な拍子の交替

 

混合拍子と類似した状態を示すものですが、この規則的な拍子の交替は毎小節ごとの強拍が同等の強さと考えられている為、完全に混合拍子と同じにはなりません。

 

規則的な拍子の交替例

 

 

 

 

このような様々な混合拍子の多くは、民謡や民族舞曲に由来したものです。

 

20世紀に入りそれまでの拍子感から脱却する為に用いられた感もあり、変拍子などと呼ばれていました。

 

また、20世紀後半に起こったラテン系のポピュラー音楽にも頻繁に見られるリズム形態です。

 

ヘンビョウシ

変拍子

外国語表記

〔英:irregular time〕

解説

1小節ごとや数小節ごとに拍子が変わるもの

ムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』より「プロムナード」は、曲の開始から8小節目までは1小節ごとに4分の5拍子と4分の6拍子が入れ替わっています。また、5拍子(2拍+3拍)や7拍子(3拍+4拍)など、いくつかの拍子が混合して構成されている拍子のことを変拍子と呼ぶこともあります。20世紀に入り拍子の扱いは一層多様化します。

 

◇ムソルグスキー

組曲『展覧会の絵』より「プロムナード」

 

 

◇バルトーク

『ミクロコスモス第6巻』

「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」

 

  







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