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転回形 [英:inversion]

 

和音の音を重ねる順番を変える事を転回といい、三和音では第1転回形と第2転回形があります。

 

 

 

転回形

 

三和音の根音が一番下にある形を基本形といいます。根音以外の音を一番下に置き、和音の上下関係を置きかえた形を転回形といいます。

 

転回の状態を示す場合に和音記号に小さい数字が付加されます。三和音では第1転回形と第2転回形があり、第1転回形を「Ⅰ1」、第2転回形を「Ⅰ2」のように記されます。

 

古い時代の記され方では、三和音の第1転回形を「Ⅰ6」、第2転回形を「」のように記され、これは一番下の音とその上部にきている音との音程を示したものです。

 

主にバロック時代の作品で、チェンバロなどを即興演奏するときの手助けとなる転回形の記され方となります。

 

 

基本形と転回形

 

 

楽譜上での記譜例

 

 

 

 

通奏低音(バッソ・コンティヌオ) [伊:basso continuo]

 

バロック時代の演奏習慣で、合奏譜には低音部の音符の下に数字が記されたパートがあり、鍵盤担当が左手で楽曲の低音部の音符を弾き、右手で音符に付けられた数字をもとに即興的に和音をつけていくことで、演奏者が和音を付けやすいように、和音構成を数字などで示すことが多いところから数字付低音ともいいます。

 

通奏とは主導声部(バス)が楽曲、楽章を通して奏し続けることをいいます。

 

ドイツ語の「Generalbass」は、Generall<主要、総合>+Bass<最低声部>の合成語で、元々は「任意に(generalis)演奏されるパート」を表す言葉でした。

 

通奏低音記譜法の特色は、曲の構成を保持しながらも、演奏の度に演奏者の技量や時代の背景に合わせて、曲に少しずつ異なるスパイスを施せるという、優れた可能性を含んだ記譜法とも言えます。

  







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