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七の和音の種類 [英:kind of seventh chord]

 

三和音の上に音階の第7音を重ねた和音を七の和音といい、重ね合わせる和音と音程によって色々な種類があります。

 

 

 

七の和音

 

三和音の上にもう一つ3度を形成する音を重ねると「七の和音(四和音)」となりますが、西洋音楽の古い時代では三和音と比べると使われる頻度は少なく、ポピュラー音楽などで好んで用いられる和音です。

 

七の和音は三和音のように、その音程関係による名称だけで統一されているわけではなく、呼び方が確立されていないものさえもあります。

 

七の和音の種類の中で一般的に用いられる最も重要な和音を属七の和音といい、属七の和音以外の七の和音を副七の和音といいます。

 

七の和音の種類には、重ね合わせる和音と音程によって以下のような種類があり、属七と減七の和音が特に重要です。

七の和音の種類

 

 

 

 

属七の和音

 

長三和音の上に短3度が重なり、ある調の属音の上に作られるため「属七の和音」と呼ばれます。

 

主和音(トニック)への進行力が高まる和音で、非常に強い独断的な響きが特徴です。

 

 

 

属七の転回形

 

 

属七の転回形の応用例

 

 

 

 

減七の和音

 

減三和音の上に短3度が重なったもので、根音と第7音が減7度になる為「減七の和音」と呼ばれます。

 

減三和音よりも強い陰暗で不安感があり、古典派までは最も鋭い響きの和音とされていました。

 

 

減七の転回形

 

 

減七の転回形の応用例

 

 

 

 

短七の和音

 

短三和音の上に短3度が重なったもので、根音と第7音が短7度になるため「短七の和音」と呼ばれます。

 

基になる短三和音の性格が継承されています。

 

 

 

 

長七の和音

 

長三和音の上に長3度が重なったもので、根音と第7音が長7度になるため「長七の和音」と呼ばれます。

 

煌びやかな響きが特徴で、20世紀より使われるようになりました。

 

 

長七の和音の応用例

 

 

 

 

導七の和音

 

減三和音の上に長3度が重なったもので、減三和音に長3度を重ねたことにより、属七の和音に近い響きが特徴です。

 

ある調の導音の上に作られ「導七の和音」と呼びますが、根音と第5音、根音と第7音の音程を並記して「減五短七の和音」と呼ばれることもあります。

 

 

 

 

これ以外の七の和音の名称は、「減五短七の和音」などのように音程関係になぞらえ、「ド・ミ・ソ#・シ」の七の和音であれば「増五長七の和音」と言えるかも知れませんが、名称に捉われることなく、上記の主に用いられる七の和音の特徴を理解することが大切です。

  







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