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二部形式・三部形式 [英:binary form / ternary form]

 

二つの大楽節からなる形式をニ部形式といい、三つの大楽節からなる形式を三部形式といいます。

 

どちらも音楽形式の基本形で、曲の構造ができる限りシンプルなものが大作の中によくあります。

 

 

 

二部形式

 

一部形式が倍の長さになると大楽節が2つ連なる形となり、この形式を二部形式といいます。西洋の民謡や簡単なピアノ曲などにも見られる形式です。

 

この二部形式の4つの小楽節に、第1小楽節→a、第2小楽節→a’、第3小楽節→b、第4小楽節→a’とアルファベットを付し、第1小楽節+第2小楽節=A、第3小楽節+第4小楽節=Bとして各小楽節を考察した場合、通常の多くは第3小楽節だけが他と違う雰囲気を持ちます。

 

歌謡曲などではここを「サビ」とし、クライマックスとして曲にメリハリを付けるために変化したメロディが使われるものです。

 

このような典型的な二部形式の基本形は「AーB」ですが、Bは完全にAと異なるわけではなく、Aと同じフレーズを使ったり、Aを補いながら盛り上げたり、まとめたりする役目を持っています。

 

最後の第4小楽節であるa’の部分が作りかえられて、クライマックスを形成する場合もあります。

 

二部形式の例

 

 

 

三部形式

 

一部形式が3倍になったもので、三つの大楽節からなる形式を三部形式といいます。

 

非常に整えられた形成がされており、三部形式は西洋音楽の基本となります。構えの大きな歌曲やアリアなどに用いられ、メヌエットなどの舞曲にも作例があります。

 

何通りかの構成が考えられますが、大きな形式で捉えた場合の一般的な構成は、先ほどの二部形式の大楽節で表したアルファベットで表すと「AーBーA」となります。

 

この場合クライマックスはBの中間部(トリオ)に作られますが、二部形式とは異なりBの部分がAとは対照的な曲調になっていることが多く、例えばAが長調ならBは短調といった具合になり、そしてBの後は再びAで締め括る「AーBーA」のサンドウィッチ型となります。

 

「AーAーB」「AーBーC」などという構成もあり得ますが、こうした場合のクライマックスは最後の大楽節に来ることが考えられます。

 

三部形式の例

 

  







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