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ミーントーン

 

純正律の長3度音程の美しい響きを保ったまま、ある程度の転調を可能にした音律です。

 

ミーントーンは、全音の周波数比を純正律の大全音と小全音の中間(中全音)に定めています。

 

 

 

ミーントーン【中全律】

 

ピタゴラス音律は完全5度の美しい響きを基本にした音律で、純正律は3度の音程も美しく響かせるようにした音律で、どちらの音律も当時の音楽で美しく響かせるために作り出された音律でした。

 

西洋音楽の移り行く多様化に伴い、頻繁に転調するような楽曲が多く制作されるようになり、ピタゴラス音律や純正律の美しい響きは多少犠牲にしても、多様な転調に耐えうる音律が必要とされました。

 

純正律の長3度音程の美しい響きを保ったまま、ある程度の転調を可能にした音律がミーントーン(中全律)であり、ミーン(中間の)トーンの名称は、全音の周波数比を純正律の大全音と小全音の中間(中全音)に定めたことに由来します。

 

全音は純正律の「小全音」と「大全音」の「中間の音程」である193cent。半音は純正律よりもさらに広い117.5centで出来ています。

ミーントーンでは全音を長3度の周波数比5/4の平方根(=)に定めました。これにより、純正律の転調の妨げとなっていた2種類の全音が一つになり改善されました。

 

この音律による主要三和音の響きは、「唸りのない純正三度」によって、どっしりと安定した響きを持ちます。

 

 

 

ミーントーン(中全律)の音程

 

  







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