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ベースの楽譜とポジショニング|覚えられない時の簡単な読み方~楽譜の書き方と記号

ベーシストのための読譜力

 

演奏技術の向上も大切ですが、読譜力も音楽を創り上げていく過程においては必要不可欠な要素の一つです。

 

ベーシストが目にする譜面としては、ヘ音譜表の五線譜とタブ(TAB)譜がありますが、初心者の頃からTAB譜ではなく、五線譜(ヘ音譜表)に慣れておくことが得策です。

 

タブ(TAB)譜はあくまでも、楽譜をわかりやすく説明するための、初心者用の補助的な手段であるということを心得ておきましょう。

 

ヘ音譜表とタブ譜の例

 

 

 

 

 

譜面とポジショニングの関係

 

ヘ音譜表を見た際に、そのフレーズのテンポや音のつながりから、どのポジショニングが最も最適かを見極めるプロセスが大切です。

 

 

上記の「G」の音の例では、一般的な4弦ベースの21フレット仕様の場合、指板上で4つのポジションが考えられます。

 

ヘ音譜表のG音で使えるポジションの選択肢はこの4つのみなので、前後の音のつながりを判断し、スムーズに弾くことのできるポジションを選び出します。

 

1本弦が変わるごとに5フレットずつ移動しているのがわかると思いますが、どの音に対してもこの5フレット間隔は当てはまります。

 

また、オクターヴの関係も1本弦をまたいだ、2フレット間隔の法則がありますので下記に示します。

 

 

これらの関係を組み合わせた相関関係は、下図のようになりますので、視覚的なイメージも持ち合わせて、指板上の間隔を押弦する手のフォームで覚えてしまいましょう。

 

 

フレットは半音間隔になっていますので、開放弦の音とロー・ポジション(0~5フレット近辺)の音名を覚えておくと、そこから派生させたポジショニングも習慣でとれるようになります。

 

タブ譜を用いずにヘ音譜表の読譜でポジショニングを習慣付けると、知らぬ間にフィンガリングが身に付いていることでしょう。

 

ポジション全体図

 

  




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