ベースの選び方|吹奏楽エレキベースなどベース初心者におすすめ~初心者入門編【ベース基礎・基本】
ひと言でベースと言えども色々なものがあり、<大きさ><重さ><形><色><材質><構造><機能><プレイアビリティ><価格>など様々な違いがあります。
どれにすれば良いか非常に迷う場合には、4弦でフレットのあるベースを最初の一本に選ぶと良いです。
初心者用の安価なものから高価なものまで幅広いですが、人それぞれ予算や個性が異なりますので、身の丈に合ったものを選択し、後悔や飽きることのない後々も大切にできるものを選ぶと良いでしょう。
ベース選びの4つのポイント
- サウンド・キャラクター:その楽器の持つ音の特性を見極める
- プレイアビリティ:弾きやすさや弾きにくさを見極める
- ルックス:色や形などの外見を見極める
- 価格:自分の身の丈や予算に見合うものを見極める
ベース選びの5つのコツ
- 正しい音程でネックの状態が良いものを選ぶ
- 日頃のメンテナンスを考え塗装の種類などを確認した上で購入する
- 自分に合うベースの長さ(スケール)を確認する
- 可能であれば楽器店で現物を試奏して感触を確かめる
- 直感で気に入ったものを購入する
ベースを購入する際は、これらについて予め自分のイメージを明確に想定し、可能な限りそれに近いものを選ぶと良いでしょう。また、イメージが曖昧な場合は、自分が理想とする音や奏者の情報を楽器店の店員さんに伝えて相談するのも良いでしょう。
店頭でベースを購入する際は、まずネックを確認しその段階で反っているようなものは避けたほうが良いです。また、真正面から見て弦が1弦側または4弦側のどちらかに寄っているようなものも避けるようにしましょう。
ネックの小さな反りなどは後で調整することができますが、限度がありますので少なくとも販売している状態では安定しているものを選ぶようにしましょう。
また、ミディアムスケールやエクストラロングスケールなどの楽器は専用の弦が必要になるので、必ずベースの長さを確認した上で選ぶようにしましょう。
いずれにしてもベースを購入する際は楽器店などに足を運び、実際に手に取って試奏を行いその楽器自体の音をはじめ、弾きやすさや手に持った感触など自身の目と耳と肌を利用して見極めることが重要です。
一番大切にしたいことは、長く付き合える自分好みのものを選択することです。ベースを選ぶ際の参考として、特に音に影響する要素の一部に次のようなものがあります。
本体・ネック・指板の材質
- 一般的な傾向では目が詰まり硬く重い材質のものほど、クリアで引き締まった音が得られると言われています。
ピックアップ
- シングルコイル・タイプ:クリアで明るくオールラウンドな音色が特徴で、主にジャズ・ベースタイプに搭載されています。
- ハムバッカー・タイプ:太い音で温かくハム・ノイズの低減が特徴で、シングルコイルを2つ並べたようなものです。
ネックの構造
本体・ネック・指板の材質、ピックアップ、ネックの構造など以上の要素が、複合的に影響し合い最終的なサウンド・キャラクターへとつながります。