メヌエット 【クリーガー】 作曲家 メヌエットのギター/リコーダー/ピアノ
バロックの原点とも言える素朴で透明感のあるシンプルな作品
1649年に誕生したヨハン・フィリップ・クリーガー(ドイツ)は、17世紀後半から18世紀前半にかけて活動したバロック音楽の作曲家・オルガン奏者。
バッハより約40年前の世代で活躍したクリーガーは、ヘンデルを見出したとも言われています。バロックの原点とも言える素朴で透明感のあるシンプルなこの作品からは、音楽の持つ本来の魅力が伝わってくるかのようです。
現在ではこのメヌエットのみが知られていますが、その他にもトリオ・ソナタ、歌劇、鍵盤楽曲などの優れた作品も残したとされています。
西洋音楽が基盤の一般的な音楽は、グレゴリオ聖歌のような単旋律が発祥の原点になっていまが、クリーガーが活動したバロック時代に複数の旋律同士が絡み合うようになり、バッハによってそれは最高レベルにまで押し上げられました。