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ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 第1楽章【チャイコフスキー】~音楽作品 名曲と代表曲

 

 

4大ヴァイオリン協奏曲と称される名曲中の名曲

 

ヴァイオリン協奏曲Op.35は1878年に作曲され、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲で、3大ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス)に本作が加えられ、“4大ヴァイオリン協奏曲”と称されることもあります。

 

ヴァイオリン協奏曲の中で最もポピュラーな曲の一つであり、この曲は当時最高のヴァイオリニストだったレオポルド・アウアー(1845~1930)でさえ「演奏不可能な曲」と言ったほどで、高度な技巧を必要とし、初演以後もしばらくの間は批評家も聴衆も支持しなかったという、いわくつきの作品です。

 

チャイコフスキーは、ラロの「スペイン交響曲」を聴いて意欲を掻き立てられたと言われており、構造的にも共通した点が少なくありません。

 

曲はロシア民謡などを素材に、チャイコフスキー独特の抒情性が、ヴァイオリンの華やかな音色によって余すところなく表現されており、名曲中の名曲といえる楽曲です。

 

このヴァイオリン協奏曲はニ長調で書かれていますが、この調が採用された背景の一つに、ヴァイオリンの構造上の特性であるニ調(ニ長調・ニ短調)が一番よく鳴るという性質を考慮して選んだという見方もあります。

 

チャイコフスキーの他にニ調(ニ長調・ニ短調)でヴァイオリン協奏曲を書いた著名な作曲家には、ベートーヴェン、ブラームス、ラロ、シベリウス、ストラヴィンスキー、コルンゴルト、ハチャトゥリアンなどがいます。

 

チャイコフスキーのヴァイオリン独奏を伴う他の管弦楽作品としては、『憂鬱なセレナード』変ロ短調Op.26などがあり、こちらは同年に発表されたブラームスのヴァイオリン協奏曲と並び、重音奏法を要求するなど超絶技巧をヴァイオリニストに要求する難曲になっています。

 

 

 
  





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