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《映像 第1集》から 「水の反映(水に映る影)」【ドビュッシー】~音楽作品 名曲と代表曲

 

 

水を題材にした曲の中でも特に有名な曲

 

『映像』は全4集からなるピアノ曲および管弦楽曲集で、第1集と第2集がピアノ曲、第3集が管弦楽曲で、第3集は単に「管弦楽のための映像」と呼ばれることもあります。

 

この他に生前には出版されなかったピアノのための1集があり、1977年に「忘れられた映像」と題されて出版され、これが第4集となっています。

 

第1集は1904年~1905年に作曲され初演が1906年3月、第2集は1907年に作曲され初演が1908年2月で、共にリカルド・ビニェスの演奏によって行われました。

 

ドビュッシーは『映像 第1集』について、「この曲集はよくまとまっていると思います。ピアノ音楽の歴史においても、シューマンの左あるいはショパンの右に置かれるでしょう。」と、出版社宛てに書いた手紙の中で自身の程を覗かせています。

 

第1集の第1曲『水に映る影(水の反映)』は、《映像》全曲中のトップを飾る楽曲で、絶えず揺らめき変化する水面の様子が描かれています。

 

ドビュッシーの『水に映る影』及びモーリス・ラヴェルの『水の戯れ』は、フランツ・リストの『エステ荘の噴水』に影響を受けた楽曲とされています。

 

 

 
  




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