アーサー・プライヤー 【Arthur Pryor】 (1870-1942)
アーサー・プライヤー(Arthur Pryor/1870-1942)は、アメリカのミズーリ州生まれのトロンボーン奏者。
11歳の時には既にトロンボーンを吹き始め、15歳の頃には既にマスターしていたと言われ、1892年の22歳の時にマーチ王フィリップ・スーザ率いるスーザ・バンドに加わり、ソロのトロンボーン奏者としてすぐに活躍しました。
1903年にスーザ・バンドを脱退し、プライヤー自身が楽団を結成し、同年の11月にはニューヨークシティのマジェスティック劇場でデビューを果たしました。
プライヤーの代表曲には『口笛吹きと犬』があり、その他ではスコットランド民謡『Bluebells of Scotland(スコットランドの釣鐘草)』をトロンボーン向けにアレンジした楽曲が広く知られています。