主役のスネアドラム
スネアドラム 〔英:Snare Drums〕
スネアは通常、楽曲を演奏する際に2拍目と4拍目にアクセントを置く、「バックビート」を主に叩く楽器です。
スネアドラムの裏面に「スナッピー」と言われる響き線が付いているのが特徴で、スネアを叩くとスナッピーが振動し独特な音がします。
このスネアサウンドはドラマーにとって、自分のスタイルや個性を主張するのに最も適したアイテムで、スネアドラムはドラマーにとっての良きパートナーとも言えるのです。
シェル素材によるサウンドの違い
メイプル
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- 上位機種として位置づけられている事が多い素材で、ドラムセットのシェルとしては定番の素材です。
- 明るくて抜けが良く、ダイナミックで豊かな温もりのあるサウンドで、幅広いジャンルに対応が可能です。
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バーチ
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- 高音域を持ち太くてシャープなサウンドが特徴的で、ROCKドラマーに多く用いられています。
- メイプルよりも少し素材のコストが低いため、同一メーカーでも少し価格が抑えられています。価格=サウンドのクオリティに結びつくことはありません。
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ブビンガ
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- シャープでアグレッシブなアタックが特徴的で、メイプルやバーチよりも硬い素材になります。
- TAMAのスタークラシックブビンガ(上位モデル)より注目され始めた素材で、欅の和太鼓でもブビンガが使われることもあります。
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マホガニー
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- 音質はウォームで丸いサウンドが特徴的で、ビンテージドラム等でよく見かける素材になります。
- 1960~70年代当時のドラムを再現するために、マホガニーシェルを組み合わせたシェルも人気があります。
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スティール
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- 音量がありソリッドで明るくアタッキーなサウンドで、スネアの素材としては定番の素材になります。
- アタックと抜けの良さからロックをはじめ、その他様々なジャンルに対応しています。
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アルミ
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- おとなしめの中にも軽快で明るくキレのあるサウンドが特徴的で、LUDWIG Acroliteなどが有名でスティールよりも柔らかい素材になります。
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ブラス
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- 倍音が豊かで明るく伸びがあり、バランスのとれたクリアーなサウンドが特徴的です。
- 金色に近い素材そのものの色を採用しているシェルが一般的ですが、ブラックニッケル加工をすることで、サウンドに鋭さが加わり存在感のあるサウンドになります。
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コパー
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- シェルに厚みを持たせて重圧感を出したモデル等もあります。
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チタン
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- スティール系の素材の中では重量がある素材で、腐食しにくいのが特徴的です。
- 存在感があり抜群のサウンドで音量にも優れていますが、他の素材に比べてコストが高いので、高価な点がネックになっています。
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カーボン
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- 抜けが良くパワフルなサウンドが特徴的で、ヘビーなサウンドを求めるドラマーに支持があります。
- ウッドシェルに比べるとサウンドが気温や湿度に左右されにくい為、常にベストな状態でサウンドが奏でられます。
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アクリル
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- 透明なシェルなので最もステージ映えするシェルで、一部の有名なドラマーにも支持されています。
- ウッドシェルに比べるとサウンドが気温や湿度に左右されにくい為、常にベストな状態でサウンドが奏でられます。
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スネアドラムの検索
サイズによるサウンドの違い

<14”×7”>

<14”×5 1/2”>

<14”×4”>

<10”×4”>
標準
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14”×5”~5 1/2”
(口径) (深さ)
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サウンド
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- チューニングのレンジも広く、プレイスタイルやジャンルに限定されず、オールマイティに対応できるサウンドになります。
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深胴
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14”×6”~8”
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サウンド
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- 重低音が響いて厚みのある音質が特徴的で、高めのチューニングでも胴鳴り感のあるサウンドになります。
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浅胴
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14”×4”~3 1/2”
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サウンド
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- 高音感のアタッキーな音質が特徴的で、低めのチューニングでもアタック重視となります。
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小口径
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8” 10” 12” 13” (口径)
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サウンド
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- 8~12インチは、どちらかと言えばエフェクト的に用いるのが良いでしょう。
- 13インチは標準としても使えるサイズで、通常のチューニングでも14インチよりハイピッチが得られます。
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