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ドラムヘッド種類・特徴と交換時期~初心者向け入門編【ドラム基礎・基本】

 

ドラムヘッドには様々な種類があり、用途やサウンドキャラクターが異なります。

 

ヘッドの違いによって大きくサウンドが変わりますので、ヘッド選びは大変重要です。

 

 

 

ドラムヘッドの種類とサウンド

 

コーテッドタイプ

  • 外観:コーティングにより表面の手触りはザラザラしている。
  • 音色:程良い倍音でサスティンがコントロールされている。
  • 特徴:スネアドラムの打面に多く用いられるタイプで、ジャズでブラシを使う場合に適している。

クリアタイプ

  • 外観:無色の透明フィルムを採用。
  • 音色:クリアな立ち上がりで、サスティンが長くアタック感がある。
  • 特徴:厚さは何種類かあり、打面だけではなく裏面に張ることも多い。シングルフィルムのタイプは、タムとフロアタムのボトムにも使われる。

ダブルフィルム

  • 外観:薄いフィルムを二枚重ねている二重構造のヘッドを採用。
  • 音色:深みがありふくよかなサウンドで、二重フィルムによりサスティンがコントロールされ、基本的には打面に使用する。
  • 特徴:耐久性に優れチューニングコントロールも簡単で、タムやフロアタムに最適でバスドラムでもよく使われる。

センタードット

  • 外観:ヘッドの上の中央に「ドット」と呼ばれる丸いフィルムが貼られている。
  • 音色:サスティンが程良くカットされ、太いアタックの効いたサウンドで、タイトなサウンドメイクに最適なヘッド。
  • 特徴:耐久性にも優れていて、ハードヒッターのロック・ドラマーにもお薦め。

スネアサイド

  • 外観:スナッピーを響かせるために、極薄のヘッドを採用。
  • 音色:スネアドラムの裏面専用ヘッドのため叩かない。
  • 特徴:スネアのボトム専用のヘッドで、スナッピーの反応を良くするために薄く作られている。

シンセティックレザータイプ

  • 外観:合成皮革(シンセティックレザー)材料との組合せで、本皮により近い製品。
  • 音色:均一な音色と伸びのある響きが得られる。
  • 特徴:フィルム素材を使っていないドラムヘッドで、強力なアラミド繊維が余裕のある「振動=響き」を実現している。

ミュート付タイプ

  • 外観:リング状のミュートが縁に付いている。
  • 音色:太くてアタック感のあるサウンド。
  • 特徴:ミュート効果によりバスドラムの打面、フロント面に多く用いられる。

 

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