スネアスタンドの使い方・立奏と軽量おすすめ比較~初心者向け入門編【ドラム基礎・基本】
スネアドラムをセットするためのスタンドで、ドラマーにとって最も重要なスネアを支える大切なハードウェアになります。
角度調整部分
スネアスタンドには、前後の調整が可能なギアタイプと、全方向に角度を変えられるボールクランプタイプがあり、演奏者の好みの角度にてセッティングを行う部分です。
- ギアタイプ
- ボールクランプタイプ
固定方法
スネアスタンドの多くは、アーム部分がスネアを均等に固定するように設計されホールドされています。この固定している部分のホールド性で、よりまとまりのあるサウンドを得ることができます。
高さ調節範囲
一般的なスネアスタンドの高さ調節範囲は45~65cm前後ですが、立ち演奏に対応したスタンドや、極端に深い胴のスネアに対応する特殊なスタンドもあります。
安定性
力強く演奏した際にスネアの位置がずれてこないように、脚部はダブルレッグの重量があるスネアスタンドを選ぶようにしましょう。スネアのズレを防ぐのに最適な、スパイクが出し入れできるスネアスタンドのモデルもあります。
スネアスタンドの周りには、ハイハットペダルやキックペダル、シンバルスタンドなどの様々なハードウェアが設置されますので、スタンド脚部の開き具合にも工夫が必要になります。スペースが狭いとの理由で調整に誤りがあると安定性に欠けてしまいますので、適度に広げてセッティングするようにしましょう。
スネアスタンドを使いこなすポイント
スネアドラムをセットする前に、高さ調節のネジを利き手側にセットしておくと良いでしょう。スネアドラムをスタンドに載せてしまった後では、ネジがよく見えないことがあります。
スネアドラムを傾斜させる場合は、力が加わる方向を考慮してセッティングするようにします。ジョイント部分の方向に傾けるとバランスが悪く、プレイ中にスタンドごとズレてしまうこともあるので気を付けるようにしましょう。