耳を保護するためのアイテム
生ドラムの音の大きさは120~130dBで、雷や空港の滑走路上のジェットエンジンの音と同等レベルです。
音を楽しむために耳をケアすることは、ミュージシャンにとって大切なことになります。
耳を保護するためのアイテムには色々と種類がありますので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
カナル型イヤホンは、高音質で遮音性能が高いものがあるので、防音対策で使用するだけでなく、通常のイヤホンとしても利用できるのでお薦めです。
コードがありますが、付属のクリップを使用して服に止めれば煩わしさも軽減され、慣れてしまうと違和感もあまり感じなくなることでしょう。
耳を保護するための主なアイテム
耳栓
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- スポンジタイプやシリコン製などがあり、安価で手に入れることができます。
- 様々なメーカーや種類があるので、自分の好みに合った耳栓を選ぶことができます。
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イヤープラグ
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- 音質を変えずに音量だけを減衰させる、耳の特性に合わせて設計された耳栓です。
- 通常の耳栓よりも自然な音で聴けるので、演奏者にとっては適した耳栓と言えるでしょう。
- イヤープラグをしながら装着が可能なヘッドホンをすれば、音源や電子メトロノームのクリック音を聴きながら演奏することもできます。
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ヘッドホン型耳栓
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- 遮音のみが用途の脱着がしやすいヘッドホンで、「防音用イヤーマフ」とも呼ばれるものです。
- 射撃の銃声から耳を保護するためにも用いられ、耳栓と併せて利用することで、更なる遮音効果が期待できます。
- イヤーマフの中でイヤホンを装着すると、ドラムの音を減衰させながら音源やクリック音を聴くこともできます。
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カナル型イヤホン
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- カナル型イヤホンは耳の穴に埋め込むタイプのイヤホンです。
- 耳の特性に合わせて設計されたイヤホンで、耳の穴を密閉しイヤープラグと同じように遮音効果があります。
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